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ユニクロがイスラム文化を融合、外部デザイナーHANA TAJIMAを起用したコレクション逆上陸

左から2番目:ハナ・タジマ、左から3番目:勝田幸宏
左から2番目:ハナ・タジマ、左から3番目:勝田幸宏
Image by: FASHIONSNAP

 「ユニクロ(UNIQLO)」が6月30日、東南アジア地域から生まれたコレクション「HANA TAJIMA FOR UNIQLO」の展開を日本で開始した。日本とイギリスにルーツを持ち自身もイスラム教徒のバックグラウンドを持つファッションデザイナーのハナ・タジマ(Hana Tajima)とコラボレーションしたコレクションで、イスラム文化を反映しつつ着心地や機能性、着回し力を重視したデザインが特徴だ。

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 「HANA TAJIMA FOR UNIQLO」は、ユニクロが継続して掲げるコンセプト「LifeWear」に沿って、着心地の良さやゆったりとした服を求める全ての女性のニーズに答えるために作られたコンフォートウエア。ユニクロの機能性インナー「エアリズム(AIRism)」などを用いて着心地を追求し、バジュクロンといったイスラム教徒の伝統衣装からインスピレーションを得たウエアなど、肌やボディラインの露出を抑えながらも女性らしさを大切にしたアイテムをラインナップする。その特徴についてハナ・タジマは「女性の身体の形や動き、服を着たときにどのような気持ちになるのかということは私のデザインの中で非常に重要なポイント。ムスリムではなくても様々な着こなしが楽しめる汎用性のあるデザインになっている」と説明。2015年秋冬から販売を開始したコレクションは、東南アジア4カ国(マレーシア、シンガポール、インドネシア、タイ)で展開した後、2016年春夏からはフィリピン、米国、英国に販路を広げ評価を得た。3シーズン目となる今回、全33品番109色柄を用意して日本に上陸し、6月30日からユニクロ銀座店、ビックロ ユニクロ新宿東口店、ユニクロ吉祥寺店、ユニクロ心斎橋店、ユニクロオンラインストアで取り扱う。また、中国や韓国でも販売する。

 昨今のASEANマーケットの拡大に伴い戦略的に外部のデザイナーと新しい服作りに取り組む中、2年前にハナ・タジマに出会ったというファーストリテイリング勝田幸宏執行役員は、「HANA TAJIMA FOR UNIQLO」の位置付けについて「イスラム文化というよりも新しい文化とユニクロのモノづくりの背景を融合させた新しい服」を提案しているという意識が強いとし、今後の戦略としては「特定の国ではなく、世界中の人に新しく良い服を届けていきたい」と話した。

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