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米国タバコ農家が藍栽培へ移行

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アメリカでタバコ産業が最も純売上が高い農業の一つだと言われておりますが、最近テネシー州の農家は次々とタバコの栽培から藍の栽培へと移行しているようです。

その理由として以下の3つの要因があります。

まずタバコの栽培はとても手間がかかり、重労働のため、これが敬遠され次世代への継承が困難になってきていることです。

次に、藍の栽培はタバコ栽培と技術的には似ていながらも労働負荷は相対的に軽く、必要とする機材はタバコと同じであるため、追加的な出費と手間を抑えられることです。

最近になり、ファッション業界でのグリーン志向に着目したStony Creek Colorsの創始者Susan氏が新しい藍の栽培技術を開発したことにより、藍の栽培初心者であっても失敗せずに上手く栽培できるようになりました。

今後、4、5年のうちに約6千万平方メートルの藍栽培を実現目標とし、現在のグローバル市場において、人造藍の2.8%が天然藍に置き換わると予想されています。

最後に、アメリカでの天然あい染め市場の向上があります。

アメリカのファッションといえば、昔ながらデニムは欠かせませんが、ここ数年では日本の藍染めやアフリカのインディゴにも火が付き、店舗で頻繁に藍染商品を見かけうようになりました。またPinterestでも天然藍染は一般では困難なため、人造藍のDIYコーナーが多数閲覧できるようになっています。

このようにアメリカでの藍栽培農家が増えると、将来日本への藍染商品の逆輸入が始まっても過言ではないでしょう。

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