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デザイナー山本耀司と新進アーティスト朝倉優佳による展覧会「画と機」開幕

山本耀司と朝倉優佳
山本耀司と朝倉優佳
Image by: FASHIONSNAP

 デザイナー山本耀司と、女子美術大学大学院の博士後期課程絵画領域に在籍する新進アーティスト朝倉優佳による展覧会「画と機 山本耀司・朝倉優佳」が、東京オペラシティ アートギャラリーで開幕した。2人による70点以上の未発表作品が並び、光や音などの演出によって空間全体で表現されている。会期は12月10日から2017年3月12日まで。

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 タイトルの「画」は絵画、「機」は「はずみ」や「機会」「機織(服)」を意味し、また「ガキ」という音から世間が子供に向ける目への反抗や抵抗としての表現も意味しているという。山本耀司と朝倉優佳の2人がファッションやアートといった領域を取り払い、それぞれが「今」表現すべきものとして様々な形で作品を創作した理由について山本は「世界がおかしくなっていると感じた。ファッションだけではだめだ。世界をつなげられるのはアートしかないという思いにかられた。真剣勝負だった」と振り返った。

 本来はタイトル名が掲示されるはずの入り口には、サブタイトルの「いつも手遅れ」という手書きの紙が貼られ、最初のスペースには主に山本の彫刻や絵画を展示。メインスペースの壁には大小様々な2人の絵画がミックスされた形で展示され、流木や針金から創られたボディとコレクションピース、そして屏風や家具など家を想起させる作品も設置されている。女性など人物が題材となった作品が多いが、最後まで手が加えられていたという兵隊の絵画は山本が父親を描いたもので、会期中に展示場所を移動させるという。エントランスの窓全体にも2人の共作のペイントが施され、非常口のピクトグラムを模した作品に山本が隠れていたり、会場の各所に設置されたスピーカーから音楽や咳払いといった異なる音が流れるなど、ユーモアのある独自の演出が取り入れられた。

【関連】「アートしかない」ファッションデザイナー山本耀司が絵筆を手にした理由

■展覧会「画と機 山本耀司・朝倉優佳」
会期:2016年12月10日(土)〜2017年3月12日(日)
会場:東京オペラシティ アートギャラリー
開館時間:11:00〜19:00(金土は20:00まで/最終入場は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日)、2016年12月26日(月)〜2017年1月3日(火)(年末年始)/2月12日(日・全館休館日)
入場料:一般1,200円(1,000)円/大・高生800(600)円/中学生以下無料

■展覧会「YOHJI YAMAMOTO / モード写真」>>詳細
会期:2016年12月17日(土)〜2017年1月15日(日)
会場:代官山ヒルサイドフォーラム(東京都渋谷区猿楽町18-8)
時間:12:00〜20:00(最終入場は閉館30分前まで)
休館日:2016年12月29日(木)〜2017年1月4日(水)
入場料:一般1,000円、学生500円

■リミテッドショップ「@Yohji Yamamoto」
会期:2016 年 12 月 17 日(土)~2017 年 1 月 15 日(日)
会場:東京都渋谷区猿楽町 18-8 ヒルサイドテラス F 棟-1F
休業日:2016年12月29日(木)〜2017年1月4日(水) ※年末年始以外、無休

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