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三宅一生、富山県美術館のスタッフユニフォームをデザイン

 ファッションデザイナーの三宅一生が、今年8月に開館する「富山県美術館 アート&デザイン」のスタッフユニフォームを発表した。春夏・秋冬の2パターンを制作し、2月10日に開かれた発表会で披露された。

(上から)春夏、秋冬のユニフォーム Image by FASHIONSNAP
(上から)春夏、秋冬のユニフォーム
Image by: FASHIONSNAP
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 三宅一生は昨年8月にユニフォームデザインの依頼を受け、プロジェクトチームが富山を訪問。現地の自然や文化を勉強し、その際に感じた爽やかな風や光を、プリーツの技術や一本の糸から一体成型で服を創り出す「エイポック(A-POC)」のエンジニアリングといった最先端技術を活用し、ユニフォームのデザインに落とし込んだという。春夏用では円形を象ったポリエステル素材のプリーツジャージィーを重ね、腰にはポシェット付のベルトで服の動きを止めるスタイルを考案。秋冬用には、エイポックを日本の大手機械メーカーが発展させた無縫製のジャケットを制作した。春夏のトップスおよび秋冬のジャケットは赤、青、黒など5色展開。インナーのTシャツとスカートに見立てたパンツは共通ユニフォームとして採用する。このほか、ロゴマークがあしらわれたウール製のブランケットを発表。三宅は「女性たちが『ここで働いてみたい』という風に思ってくれたら」という思いでデザインを手がけたと話した。

 発表会には三宅のほか、富山県美術館の設計を担当する建築家の内藤廣や、ロゴマークをデザインした永井一正、オノマトペをテーマにした遊具と開館告知ポスターを手がけた佐藤卓、屋外展示作品を制作する現代彫刻家の三沢厚彦らが出席。開館記念展は「生命と美の物語 LIFE―楽園をもとめて」をテーマに岡本太郎らの作品を展示する。名称の一部に「アート&デザイン」とあるように、今後の企画ではアートとデザインの両方を結びつけるような取り組みを検討しており、石井隆一富山県知事は「富山県には自然や食だけではなく、文化力のある地域。その拠点を富山県美術館として、他の美術館と連携しながら魅力を発信していきたい」とコメントした。

■富山県美術館 アート&デザイン
開館日:2017年8月26日(土)
住所:富山県富山市木場町3-20
電話番号:076-431-2711
階数:地上3階
延床面積:14,990平方メートル

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