Fashion

サルバムが東京最後のショー「自力で立たないと本当の服は作れない」

ユナイテッドアローズ原宿本店ウィメンズ館で発表した2017-18年秋冬コレクションのフィナーレ
ユナイテッドアローズ原宿本店ウィメンズ館で発表した2017-18年秋冬コレクションのフィナーレ
Image by: FASHIONSNAP

 デザイナー藤田哲平が手掛ける「サルバム(sulvam)」が、東京のファッションウィークAmazon Fashion Week TOKYO 2017 A/Wに参加し、最終日に2017-18年秋冬コレクションを発表した。「ユナイテッドアローズ アンド サンズ(UNITED ARROWS & SONS)」がサポートし、同社の原宿本店ウィメンズ館3階を会場として提供。今回が東京で最後のランウェイショーになるため、「MY THANKS TO」のテーマのもとに感謝の気持ちを込めたという。

【インタビュー】サルバム デザイナー藤田哲平 異端児は世界で何を見たか

 

 「サルバム」は、第1回「TOKYO FASHION AWARD」の受賞をきっかけにパリのショールームに出展し、今年1月にはイタリアのメンズ見本市「ピッティ・イマージネ・ウオモ(Pitti Imagine Uomo)」で初の海外単独ショーを開催して2017-18年秋冬コレクションを発表。2月にはファッションコンテスト「LVMH Young Fashion Designers Prize」のセミファイナルに選ばれるなど、ブランド立ち上げから4年目にして評価を得ている。東京のショーは4回目の開催。今回はピッティで発表したコレクションと同じシーズンになるが「服は個性を生かす。自由に着てもらいたい」という思いからプロ・アマチュアを問わず様々なモデルを起用し、個性に合わせたスタイリングで発表したという。フリーハンドのステッチや断ち切りの仕様、約3メートルの靴紐を首や腰、足首に巻きつけて垂らすなど、テーラードをベースにしながらも不安定でルーズなディテールが、独自の危ういバランスを保っている。女性モデルが着用しているのは全てメンズのMサイズで、サルバムらしい性差やタブーがない自由なスタイルを打ち出した。

 「東京で最後のショー」という宣言は、世界中のバイヤーが集まる海外で発表した後に東京で展示会をするビジネススタイルの確立を目指すためで「必然的な流れ」と捉える。これまで様々なサポートを受けながら世界の舞台で挑戦するチャンスを掴んできたが「自力で立たないと本当の服は作れない」という考えで、支援を受けた責任を果たすためにも自力で継続することを前提に、強いブランドを目指すという。

最新の関連記事

Realtime

現在の人気記事

    Ranking Top 10

    アクセスランキング