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マリエがシーズンレスで丁寧なモノ作りにフォーカス 自身のブランド販売開始

自身でデザインしたチームTシャツを着用したマリエ
Image by: FASHIONSNAP

 モデル・タレントとして活動するマリエがデザイナーを務めるブランド「パスカルマリエデマレ(PASCAL MARIE DESMARAIS、以下PMD)」が、構想から4年の歳月を経て、今夏本格始動する。日に日にスピードが加速するファッション業界の中で、従来のシーズンにとらわれず、自身が納得するクリエーションに「予算や時間をかけて丁寧につくる」ブランドの方針を語った。

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 マリエは2011年、芸能界での活動を中断しNYのファッション名門校パーソンズ・スクール・オブ・デザインに留学。帰国後はクリエーション活動の傍ら、企業の制服デザインや服飾学校の講師、ファッション番組のMCなどを経験しており「よくメディアで『良いものが減った、良い職人が減った』という言葉を目にするが、それを減らしているのはモノを作る側だということに気がついた。作りたいものがあっても『予算がないから』『時間がないから』などの諦めで作られたものがあまりにも多い」と自身が感じた業界の問題点を指摘。「PMDでは、私たちが作りたいものを時間とお金をかけて丁寧につくる。それが最大の特徴だと思う」と妥協しないクリエーションの方針を説明し、春夏・秋冬ではない独自のペースで展開するという。

 コレクションは、東京・中野に構えるアトリエで制作。日本のカットソーメーカー「エイガールズ(A-GIRL'S)」や、NY滞在時に自身が手伝いをしていたというプリントスタジオ「ルックスタジオ(LQQK STUDIO)」と取り組むなど、素材から加工まで自身が開拓。第1弾として発売されるチームTシャツ(1万3,800円)は、自らパターンを引き、バックには「20回上乗せした」という立体的な「PMD」ロゴをプリントした。「タグや下げ札は本当に必要なのか、というところから考え直した」といい、洗濯絵表示やタグは布にそのままプリントするなど、細部までマリエのこだわりを反映。Tシャツは6月11日に公式サイトで72枚限定で発売される。今後は6つのアイテムから構成されるコレクションを年3回のペースで発表していく計画で、ファーストコレクションの発売は9月ごろを予定。チームTシャツのほかアルパカ100%のニット帽(2万6,000円)やアーミージャケット(10万円超)などが含まれるという。

 販路については「東京で売るつもりはない」と断言。TシャツのみEC限定で販売するが、それ以外のアイテムは国内では神戸、福岡、仙台のセレクトショップ、海外ではNYのショールームで取り扱われる。あえて販路を限定する理由については「東京では欲しいものが全て手に入る環境が整っている。『モノを買う』という行為をもっとワクワクするものにしたい。PMDの服を買うために新しい街に行って新しい出会いがあったり、服を買うことの先にある楽しさも含めて提案していきたい」と説明した。

【関連】
マリエがファッションブランド本格始動、コンセプトは「明日、自分が着たい服」(2016年6月17日)
【インタビュー】ブランド立ち上げも?マリエに聞く"パーソンズにファッション留学したワケ"(2014年11月17日)

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