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2018年もホテル開業ラッシュ、アパレル企業の参入も

(上段左から)2017年にオープンした「HOTEL THE KNOT YOKOHAMA」、マッシュホールディングスが直食メニューなど全面監修した「リリーフプレミアム羽田」、(下段左から)2018年に開業を予定している「MUJI HOTEL SHENZHEN」、「ホテル コエ トーキョー」
(上段左から)2017年にオープンした「HOTEL THE KNOT YOKOHAMA」、マッシュホールディングスが直食メニューなど全面監修した「リリーフプレミアム羽田」、(下段左から)2018年に開業を予定している「MUJI HOTEL SHENZHEN」、「ホテル コエ トーキョー」

 2020年の東京オリンピックを前に、滞在することを目的としたライフスタイル型ホテルをはじめとする宿泊施設の開業が相次いでいる。特に異業種からの参入が目立っており、その流れは2018年以降も続きそうだ。

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 2017年は、ミレニアル世代をターゲットにしたコワーキングスペース併設型の「ザ・ミレニアルズ(The Millennials)」や、全客室にアナログレコードプレーヤー設置した交流型ホテル「ホテルシーオオサカ(HOTEL SHE, OSAKA)」といった業態がオープン。特に、婚礼大手テイクアンドキヴ・ニーズによる「トランク ホテル(TRUNK(HOTEL))」や、「ワイアードカフェ(WIRED CAFE)」などを運営するカフェ・カンパニーの「ワイアード ホテル アサクサ(WIRED HOTEL ASAKUSA)」といった異業種からの参入が目立った。

 2018年には、星野リゾートによる都市観光型の新ホテルブランド「OMO(おも)」をはじめ、2万冊の書籍がそろうブックホテル「箱根本箱」や、キュレーターにイデー創業者 黒崎輝男を迎えた「ノーガホテル(NOHGA HOTEL)」、世界初の全天候型キャンプスタイルを展開するアウトドアブランド「ロゴス(LOGOS)」の大規模レジャー施設「ロゴスランド(LOGOS LAND)」など、多種多様なコンセプトの宿泊施設がオープンを控えている。また、「ミナ ペルホネン(minä perhonen)」デザイナーの皆川明と建築家 中村好文をディレクターに起用し、宿泊施設として京町家を再生する「京の温所」プロジェクトを推進しているワコールや、渋谷にホテル併設型グローバル旗艦店「ホテル コエ トーキョー(hotel koé tokyo)」を出店するストライプインターナショナルといったアパレル企業が宿泊事業への参入を表明。良品計画は中国の深センと北京に初の「MUJI HOTEL」を開業し、2019年には銀座にもオープンを予定している。

 ホテル業界では近年、宿泊だけではない付加価値としてさまざまな体験を用意するなど、各社がしのぎを削っている。参入する異業種は既存のホテルとの差異化がポイントで、2017年に開業した女性向けデザイナーズビジネスホテル「リリーフプレミアム羽田」では、アメニティーや朝食などをマッシュホールディングスが全面監修。横浜にオープンした「HOTEL THE KNOT YOKOHAMA」では客室に設置されたベイクルーズのブランド「アクメ ファニチャー(ACME Furniture)」の家具が購入できるなど、ソフト面を充実させている。アパレルやクリエーターなど独自の提案力を持った異業種の参入によって、ホテル業界は更に多様化が進みそうだ。

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