デザイナーのRie Harui
Image by: FASHIONSNAP.COM

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石を熟知した石好きが作る、日本発のファインジュエリー

デザイナーのRie Harui
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 結婚や子育てなど、環境が変わることでファッションが変化してきたが、ジュエリーは同じものを身に着けてきたというデザイナーRie Haruiは、年を重ねても着けられる普遍的な価値のジュエリーの魅力を伝えたいと、「リーフェ ジュエリー(RIEFE JEWELLERY)」を立ち上げた。宝石鑑定の資格を持ち、石のことなら何時間でも語っていられるという"石オタク"デザイナーが作る、日本発のファインジュエリーとは?

 1981年大阪府生まれのRie Haruiは単身ロサンゼルスに渡り、元「クロムハーツ(CHROME HEARTS)」「エーアンドジー(A&G)」のギローム・パジョレック(Guillaume Pajolec)からワックスカービングなどを学んだことで、石に興味を持つようになったという。その後パジョレックの勧めでパリのハイジュエラーの工房などを見学し、ジュエリーの世界を志すようになった。BJO Formationでファインジュエリーデザインを学び、帰国後に日本ブランドのデザイナーを経て独立。フリーランスデザイナーとして「Y-3」のアクセサリー類全般の製作に携わった後、以前から構想を練っていたジュエリーブランドの立ち上げに至った。

 リーフェ ジュエリーのコンセプトは「with Strength(強さという美しさ)」。「誰にも左右されない"自分"を生きる人のシンボルとなるファインジュエリー」を提案することを目的としており、30歳以上の女性をターゲットにしている。Haruiは「女性のシワを美しく見せるジュエリーを作りたかった」と話しており、年を重ねることで生み出される女性の美をリーフェ ジュエリーを通して表現するため、ヴィジュアルはドキュメンタリー調に仕上げたという。デビューブランドとしては異例だが、撮影は新田桂一、ヘアは加茂克也と、トップクリエイターらを起用している。

 ファーストコレクションは「Liberation(解放)」をテーマに、「Voice」「Motion」「Ties」「union」の4カテゴリーで構成。Voiceではノイズを表現したデザインリング、Motionではニットネックレスなど動きがあるデザインを多用した。Tiesではレール留めで石を並べたリング、unionは着け方に着目したシリーズとしてバリエーションを楽しめるリングや、ダイヤを斜めに配して屈折率を楽しむことができるリングなどが揃う。価格帯は3万5,000円〜157万円。

 全ての石はHarui自らが国内外で買い付けてきたもので、石は国内の工場でカッティングしてデザインに合うよう整えているという。また、素材は基本的に10Kを採用しているが、ピアスのポストには18Kを使用し金属アレルギーにも配慮している。

 卸先はまだ未定だがバイヤーからの評判は良いという。「最低でも10年はやらないとブランドとして見られないのではと考えている。自分のこだわりを追求しながら細く長くやっていきたい」とし、路面店の出店などを目標に少しずつ広げていく。

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