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ヴァレンティノが「侘び寂び」を解釈、マンガから伝統工芸まで全フロアで日本を表現

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 「ヴァレンティノ(VALENTINO)」クリエイティブディレクターのピエール パオロ・ピッチョーリ(Pierpaolo Piccioli)が来日した。11月27日に都内で開催予定のショーを翌日に控え、今回のために特別なコンセプトストアに変貌した銀座店が入居するギンザ シックス(GINZA SIX)でプレスカンファレンスを行った。

 カンファレンスには海外からのプレス関係者約60人を含む計100人ほどが出席。冒頭ではステファノ・サッシCEOが挨拶し、「日本はブランドの認知度も高く、伸び続けている重要なマーケット。表参道とギンザ シックスの2つの旗艦店は世界に発信すべき新しいブランドの世界観を体現する店舗であり、さらに成長する可能性がある」と、今回日本でショーを開催する経緯を説明した。

 ピエール パオロ・ピッチョーリは西洋にはない日本の"侘び寂び"の美意識に感銘を受けて、今回のコレクションおよびコンセプトストアを作り上げたという。「(クリエーションにおいて)エクスクルーシビティー(排他的)からインクルーシビティー(包括性)への考えのシフトが大事だと感じていて、それはつまり異なる文化や美意識を受け入れることだと思う。自分が慣れ親しんできた西洋と日本の美の対話を表現するため、日本の"間(ま)"という概念を用いた」とし、西洋と日本、ハイとローなど2つの異なるものの融合をストア全体で表現している。

 また「ダブレット」と「アンダーカバー」の2つの日本ブランドとコラボレーションした理由について聞くと「ヴァレンティノと対極にあるから。異なる性質のブランドとの対話から、ヴァレンティノを違った角度で表現できると思った。"間"のテーマを追求するためにも、華やかさだけではなくストリートの荒々しさや突き出るような要素が必要だった」と答えた。

 ギンザ シックスのフラッグシップストアは、コンセプトストア「VALENTINO TKY」に一新。フロアごとに異なるテーマで、ギャラリーのように作品や商品が混在している。「アキラ」「ドラゴンボール」「ドラえもん」「となりのトトロ」など日本の代表的な漫画やアニメが、今回発売されるキャラクターアイテムと並ぶ地下一階のVLTN カワイイルームにはじまり、「アンダーカバー」「ダブレット」「ヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)」など日本ブランドとのコラボアイテムが並ぶ1階のTKYロッソユニバース、折り紙や蒔絵、能面といった日本の伝統工芸作家の作品が展示された4階のザ レッドギャラリーまで、ピッチョーリと元「コレット(Colette)」のサラ・アンデルマン(Sarah Andelman)が共に作り上げた空間が広がる。インスタレーションは12月9日までの期間限定。

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