(左から)「WATARU TOMINAGA」の富永航、「ANEI」の羽石裕、「HATRA」の長見佳祐
Image by: 日本服飾文化振興財団

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若手デザイナーの助成制度「JFLFアワード 2018」ハトラ長見佳祐ら3人が受賞

(左から)「WATARU TOMINAGA」の富永航、「ANEI」の羽石裕、「HATRA」の長見佳祐
Image by: 日本服飾文化振興財団

 日本服飾文化振興財団が主催する「JFLF AWARD 2018」(以下、JFLF賞)の受賞者が決定し、「アーネイ(ANEI)」の羽石裕、「ハトラ(HATRA)」の長見佳祐、「WATARU TOMINAGA」の富永航の3人が選出された。助成対象者1人あたり上限100万円を助成金として提供する。

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 JFLF賞は、服飾デザインに係る者をサポートする服飾デザイナー助成制度。5回目を迎えた今年は、日本服飾文化振興財団代表理事でユナイテッドアローズ名誉会長の重松理氏、ユナイテッドアローズ 代表取締役社長執行役員の竹田光広氏、「ホワイトマウンテニアリング(White Mountaineering)」を手掛ける相澤陽介氏が選考委員を務めた。

 富永は2015年にセントラル・セント・マーチンズ(Central Saint Martins)BAファッション科を卒業。2016年に第31回イエール国際モード&写真フェスティバルでモード部門グランプリを受賞した。その後チェルシーカレッジオブアートMAファインアート科を卒業し、パレ・ド・トーキョー(Palais de Tokyo)のレジデンシープログラム「The Pavillon Neuflize」に参加。2016年からファッションデザインを中心にヘルシンキや東京、パリ、ロンドンで作品を発表している。JFLF賞の最終選考ではテキスタイルや色使い、クリエイティビティ、独創性が評価され、クライアントの要望に対応できる柔軟性と適応力を活用したもの作りに期待が寄せられた。

 羽石は文化服装学院高度専門士科卒業。2008年にヨウジヤマモト社に入社し、「ヨウジヤマモト プールオム(YOHJI YAMAMOTO POUR HOMME)」や「ワイスリー(Y-3)」で企画およびパターンを手掛けた。2014年からはCUBISMで「ビズビム(visvim)」やビズビムのウィメンズライン「ダブリュー エム ブイ(WMV)」の国内生産管理を担当。2018年にアーネイを始動した。JFLF賞の最終選考では実売につながる時代感を捉えたもの作りが好評を得た。

 長見は2005年にエスモード東京校留学科に入学し、翌年からエスモード パリ校に留学。卒業後は、「マルティーヌ・シットボン(Martine Sitbon)」や「アン・ヴァレリー・アッシュ(Anne Valerie Hash)」で経験を積み、2010年にハトラを設立した。JFLF賞の最終選考では、自身が設定したテーマに対し研究心に優れ、同時にそれを着心地が良い服作りに落とし込む技術があると評価。コンセプトをマーケットで求められる服に反映し、形にしていくことへの期待を込めて助成対象者に選出した。

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