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「フェンディ」50年以上デザインを指揮したカール・ラガーフェルドによる最後のコレクション発表

 「フェンディ(FENDI)」が2月21日、今週逝去したデザイナーのカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)の遺作のひとつとも言える最後のコレクションをミラノで発表した。

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 カール・ラガーフェルドは、1965年から50年以上にわたってフェンディのクリエイションに貢献。創業家のシルヴィア・フェンディ(Silvia Venturini Fendi)と共に手掛けた2019-20年秋冬ウィメンズコレクションのショーは、ビッグポケットが付けられたベージュのダブルジャケットにボウブラウスをスタイリングしたファーストルックで幕を開けた。コートやドレスのバックにあしらわれたボウベルトが、コレクションにロマンティックな雰囲気を追加。1981年にカールがデザインしたFFロゴは、招待状やランウェイにあしらわれたほか、ストッキングからシャツ、カボションボタン、インターシャファーコートなど様々なアイテムに取り入れられた。

 ショーのフィナーレで全モデルが登場した後には会場が暗転し、特別映像が上映された。1965年にカールが初めてフェンディで仕事を始めた日の服装を自ら振り返る構成。スケッチをする様子などが映し出され、会場内は最期まで仕事を続けたという偉大なデザイナーを偲ぶ拍手で包まれた。

 来場者向けに配られたノートには、カールと共にクリエイティブディレクターを務めたシルヴィア・フェンディによる追悼メッセージが記されていた。「心から悲しんでいると同時に、最後の瞬間まで、彼の忍耐や意識に心が動かされた」とコメント。そしてショーの数日前に電話で話したことを明かし「カールの頭の中にあったことといえば今回のコレクションの豊かさや美しさについてばかりだった。それは本当にカールらしい遺言だった」と記している。

【全ルックを見る】「フェンディ」2019-20年秋冬コレクション

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