2019-20年秋冬コレクション「DETAIL」のショー
Image by: FASHIONSNAP.COM

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アンリアレイジの新作は巨大化した服の"細部"、パリ10回目のコレクションで原点へ

2019-20年秋冬コレクション「DETAIL」のショー
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 デザイナー森永邦彦が手掛ける「アンリアレイジ(ANREALAGE)」が、2019-20年秋冬コレクションのショーをパリファッションウィークの公式日程で2日目の2月26日に開催した。パリでは10回目のコレクションとなる。

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 シーズンテーマは「DETAIL」。昨年10月に行われブランドの集大成となった東京でのショーを終え、数シーズンにわたってパリでアプローチしてきた「光」のテーマから、「服」そのものに焦点を当てた。ブランドの原点でもある「神は細部に宿る」に立ち返ったようだ。

 今回はショーに先駆けて、ブランドの公式インスタグラムで新作の細部を公開。画面上ではいずれもベーシックウェアに見えるが、それらが通常の定番服ではなかったということがショーで明らかになる仕掛けだ。

 会場の中央には、高さ約6mの巨大トルソーが5体。トレンチコート、デニムジャケット、シャツ、Tシャツ、そしてブレザーと定番服ばかりだが、サイズが300%で仕立てられている。発表された27体の新作コレクションは、全て巨大な服の一部分。シャツの衿、ブレザーのラペル、モッズコートのフード、MA-1の袖、そして靴下やブランドネームのタグも巨大化して、トップスやドレス、アウターやマフラーとなった。規格外のパターン設計から生まれる立体的なシルエットが特徴で、テキスタイルやボタンなどの副資材も特別仕様。金具やチェーンを拡大したようなアクセサリーは、「イー・エム(e.m.)」との初のコラボレーションにより制作された。

 形と細部への追求は、アンリアレイジの初期からアプローチしているテーマでもある。原点でありながら新たな一歩として、普段は見過ごしてしまうことや見慣れているものから、価値を見出すことを試みたという。

 アンリアレイジの森永邦彦は、第6回LVMHプライズでショートリストに選出されており、パリのファッションウィーク期間中に開催されるセミファイナルの審査会に臨む。

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