OMOHARAREAL

80年代の表参道・原宿を大きく盛り上げた歩行者天国、「復活してほしい」が72%

OMOHARAREAL

表参道・原宿のインフォメーションメディア

フォローする:

— ADの後に記事が続きます —

多数のスターを生んだ歩行者天国の歴史、知ってる?

表参道&原宿に関するアンケート調査を通して、街の今の気分をキャッチしようというコーナー「OMOHARA総研」。OMOHARAREALのSNSを活用して、街のユーザーのリアルな思考・感覚を探ります!

※OMOHARAREALのInstagramでは、フォロワーの88%が「月に1度は表参道か原宿に来る」と回答。年齢層は1位が25-34歳(37%)、2位が35-44歳(25%)、3位が18-24歳(20%)。フォロワー数6445人(2019年4月9日時点)

【今回のアンケート調査①】

「表参道が歩行者天国だったこと、知ってる?」

原宿の「ホコ天」(=歩行者天国)。それは1977年から98年までの約20年間、カルチャーが誕生する街のシンボルであった。

場所は原宿駅前から青山通りまでの約2.2キロ。表参道のケヤキ並木を含むこの区間は、休日になると車両進入が禁止に。

そこには自由なムードに憧れる全国の若者が集まり大混雑。カラフルな衣装を着てみんなで踊る「タケノコ族」、50'sファッションでロカビリーを踊る「ローラー族」などの社会現象として記録される文化が育った他、「ホコ天バンド」ブーム期にはJUN SKY WALKER(S)、THE BOOMなどの人気バンドが路上からスターが誕生する。

上記のような輝かしい歴史を築き、1998年に惜しまれつつ終了した。

それからさらに約20年。現在「歩行者天国」というと銀座、新宿、秋葉原を思い浮かべる人が多そうだが...表参道&原宿にも歩行者天国という文化があったことは、どれだけの人が知っているのだろうか。

【結果は...】

知っている:37%
知らない:63%
(回答数142名)

ということで、歩行者天国の歴史を「知らない」と答えた人が6割を超える結果に。

ひとつの時代を支えたシンボルの記憶が失われようとしているのは寂しいが...今回はこんな質問も!

【今回のアンケート調査②】

「歩行者天国、復活してほしい?」

1998年に終了したこの街の「ホコ天」。現実的には渋滞問題、通り魔・テロなど防犯上の問題、騒音・ゴミ問題など様々な壁をクリアする必要があるものの、この街の熱い時代を知る世代からは復活を願う声も多く、渋谷区長・長谷部健氏も2016年のインタビューにて「ホコ天の復活」について言及。

渋谷区長・長谷部健氏

80年代の表参道・原宿を大きく盛り上げた"歩行者天国"を復活させたい。全国から人が集まる大きな施設が増えるのもいいことですが、僕はカルチャーはストリートから生まれるものだと思っているので。クールスとかキングギドラとか、山本寛斎とか、身近に見てきましたからね。スターが生まれる街であり続けさせたいんですよ。2020年までに復活させて、デモンストレーションはケヤキ並木の坂道を車椅子で走るイベントを開催するなどの形で行いたいですね」(【INTERVIEW】渋谷区長・長谷部健氏「物語が生まれる場所」。元広告マンならではの街づくりとは より)

行政がここまで前向きに検討している状況ということで、民間の強いニーズがあれば実現は決して夢物語ではないだろう。

では果たして、現在この街で過ごす人々は歩行者天国の復活を望んでいるのだろうか?

【結果は...】

してほしい:72%
してほしくない:28%
(回答数162名)

と、7割以上の人々が復活を望むという結果に!

過去の歴史を知らずとも、「今の表参道が歩行者天国になったら...」と考えれば、様々な楽しい想像が広がる人は多いよう。

このアンケート結果が届けば、「ホコ天復活」の動きが加速するかも?

【「ホコ天」についての思い出&情報】

最後に、OMOHARAREALがこれまでに入手した、当時のホコ天に関する情報をご紹介。

■ストリートアーティスト キースヘリング
「1980年代のアメリカ美術を代表するアーティストであるキース・ヘリング。1988年にはニューヨークの1号店に続き東京・青山にもショップをオープン。当時ストリートパフォーマンスが流行していた表参道の歩行者天国で、実は路上にチョークでドローイングをするライブパフォーマンスを行い話題を呼んだこともあるのだ」(【NEWS】表参道ヒルズで、キースへリング生誕60年を記念した展覧会が開催 より)

■編集者/フォトグラファー 米原康正
「『俺たちはオカマ族だ』って言って口紅塗って原宿まで行ったりしてた。俺は似合わなすぎってすぐ気付いて1ヶ月でやめたけど(笑)」(【INTERVIEW】カルチャーの最前線を追い続ける男・米原康正が語る原宿の歴史。竹の子族、クールス、裏原ブーム...etc. より)

■歌手 SILVA
「だけど歩行者天国になる日曜には私たちの溜まり場は『そこ』から隣に場所を移す。当時アメカジがブームの私たちのおしゃれは古着のデニムにモカシン、仕上げには神と崇めるGoro's(ゴローズ)GoroさんのSilverアクセをつけて上等に『イケてる中学生』になるのだった。しかもホコテンになった表参道をVansのスニーカーに履き替えては、朝から日暮れまでスケボーで滑り遊ぶ。歩道の植木の前にある低めのガードレールを椅子にして、Goroさんのお店を見上げては早くかっこいい大人になりたかったあの頃」(【COLUMN】「中学時代の溜まり場」歌手・SILVAが語る表参道&原宿 より)

世界的芸術家によるライブペインティングから、カルチャー人のおふざけ、若かりし才能たち青春まで、様々な思い出が「ホコ天」に刻まれているよう。もしも多様性がより深まっている現在の表参道&原宿で歩行者天国が復活したら、何が巻き起こるのか...想像すると期待せずにはいられない。

Text:Takeshi Koh

最新の関連記事

Realtime

現在の人気記事

    次の記事を探す

    Ranking Top 10

    アクセスランキング