渋谷店3階に設置されたコレクターズ・ボックス
Image by: FASHIONSNAP.COM

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アディダス直営店に製品をリサイクルする回収箱を設置、新たなサステナブル戦略が始動

渋谷店3階に設置されたコレクターズ・ボックス
Image by: FASHIONSNAP.COM

 アディダス ジャパンが、循環型経済の実現に向けた新たな取り組み「テイクバックプログラム(TAKE BACK PROGRAM)」を6月5日の今日から開始した。

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 「アディダス(adidas)」はCO2削減といった生産過程における環境パフォーマンスの改善など、さまざまなサステナビリティ戦略に取り組んでいる。2015年からは海洋プラスチック廃棄物のアップサイクルをはじめとしたプラスチック問題に注力。2016年には直営店舗で配布しているビニール袋ショッピングバックを紙製バッグに変更し、ビニール製バッグの年間配布数を約7,000万枚削減したほか、本社内ではペットボトルやプラスチック製ファイル、コーヒークリームなどの使用を控えた結果、約40t以上のプラスチックの節約に成功した。

 テイクバックプログラムは、アディダスが推進するサステナブルな取り組みの一環として2016年にドイツで始動。その後カナダで展開がスタートし、日本は3ヶ国目の導入となる。今日から全国の直営店14店舗に「コレクターズ・ボックス(Collectors box)」を設置し、使用済みの衣類やシューズ、バッグ、スポーツアクセサリーなどを回収する。回収アイテムのブランドを問わない。集めた製品については再利用可能なものと、アップサイクルやダウンサイクルを含むリサイクル対象のものに分別後、同プロジェクトにおけるパートナー社の日本環境設計とアイコレクト(I:COLLECT)へと送られる。日本での回収量は数週間で300kgを見込んでおり、ポリエステル製品は100%再利用して別製品に作り変えるほか、セルロースは燃料、マイクロファイバーは断熱材に変えるなどして、埋立地にゴミが送られないサイクル作りに取り組む。

 導入店舗は札幌、仙台、六本木、渋谷、お台場、新宿、原宿、池袋、二子玉川、名古屋、京都、大坂、広島、福岡で、今後拡大していく。グローバルな展開としてはアメリカやヨーロッパ全域でも導入を検討しており、2020年には「アパレルから生まれたアパレル」を発表する予定だという。

 発表会場では、サステナビリティ戦略について説明があった後、プロラグビー選手の五郎丸歩選手と元マラソンランナーの市橋有里氏がトークセッションに登壇。それぞれが世界で感じたサステナビリティへの取り組みや、海洋プラスチックの問題について話した。マリンスポーツや釣りが趣味だという五郎丸選手は「海の近くに住んでいるのですが毎朝ゴミ拾いをしている人を見かけます。こういうアクションによって、自然を汚しているネガティブな行動をしている人の意識が少しでも変わってほしい。思いを持った行動は感動につながり、人の心を動かすことができる。この活動を通して次の世代に自然をクリーンな状態で渡せるよう、競技者としてできることをしていきたいです」とコメントした。

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