ソウゾウの公式サイトより

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メルカリグループのソウゾウが解散、唯一の事業「メルチャリ」はneuetが承継

ソウゾウの公式サイトより

 メルカリは、100%子会社のソウゾウを解散および清算すると6月13日の今日発表した。7月30日開催のソウゾウ株主総会で決議する予定。ソウゾウが現在運営しているシェアサイクルサービス「メルチャリ」は、今年7月26日に設立を予定しているメルカリの連結孫会社neuetに承継させるとともに、モビリティ事業を強みに持つクララオンラインを引受先とする第三者割当増資による新株発行を行う。これによりメルカリグループの所有株式割合は11.1%に引き下がり、連結対象外となる。

 ソウゾウは2015年の設立以来、フリマアプリ「メルカリ」に続く新規事業の開発に取り組んできた。これまでに、直接会って売買できる「メルカリ アッテ」、本やCDに特化したフリマアプリ「メルカリ カウル」、撮影するだけで商品を現金化できる即時買取サービス「メルカリNOW」、ブランド品に特化したフリマサービス「メルカリ メゾンズ」、レッスンの提供・受講ができる学びのフリマサービス「ティーチャ(teacha)」などの事業を展開したが、いずれもすでにサービスを終了。現在は2018年2月に立ち上げたメルチャリのみを運営している。

 メルチャリに関しては順調な成長を見せているが、メルカリは経営資源の集中と同サービスの拡大を両立させるため、ソウゾウを分割会社とする新設分割を決議したという。現在、ソウゾウで代表を務めている河野秀治氏は新設会社のneuetでも代表を務める。

 ソウゾウの2018年6月期の業績は、売上高が4億5,200万円、営業損失が16億8,500万円。メルカリはソウゾウの解散後、すでに計上した約4.3億円は過年度に貸倒引当金に、特別損失として約4.7億円は計上し、同社に対して保有する関係会社未収入金9億円を債権放棄する予定。また解散に伴い「ソウゾウにて認識してきた繰越欠損金合計約29億円」を引き継ぐため、メルカリの連結および単体の法人税等の金額が軽減される見通しだという。

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