展示会にて
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イッセイ ミヤケ出身の女性デザイナー手掛けるメンズブランド「TWEO」がデビュー

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 「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」出身のデザイナー譚芸斯(Tan Yun Szu)が手掛けるメンズブランド「トゥー(TWEO)」が2020年春夏シーズンにデビューする。

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 譚は台湾・台北出身。大学卒業後、日本の文化服装学院および文化ファッション大学院大学で学び、その後イッセイ ミヤケ社に7年間在籍した。同社ではウィメンズブランドの「ハート(HaaT)」を担当していたが、メンズウェアのデザインが自身のスタイルに合っていると感じ、独立してメンズブランドを立ち上げた。

デザイナーの譚芸斯とコラボレーターのエミリアーノ・ベルナルディーニ

 デビューコレクションでは約25型を製作。コレクション発表は春夏と秋冬の年2回だが、シーズン問わず着られるアイテムを展開する。ファーストコレクションのテーマは日本語で矛盾語法を意味する「Oxymoron」。一つの言葉の中に「Oxy=鋭い」「moros=鈍い」という反対の意味を含有しており、「AとBの間で迷っているような曖昧さを楽しみたい」という思いを込め、コレクションでも異なる要素をぶつけることによって生まれる不完全さや奇妙さを表現した。シーズンのキーヴィジュアルとして東南アジアなどの嗜好品「檳榔(ビンロウ)」のグラフィックをTシャツなどの一部アイテムに使用。「ビンロウに対して幼い頃から悪いイメージがあったけど、原住民は体に良いから昔から料理に使っていると聞いた。物事には良いか悪いか言い切れない二面性があってそれが面白いと思った」という理由からモチーフに採用したという。

 そのほかシャツ、ジャンプスーツ、3ゲージで編まれたニットやホールガーメントのニットには防水加工を施し、伸縮性のある素材を使用したスポーティーなウェアなど機能性も兼ね備えている。日本と台湾の工場で製造し、中心価格帯は2万円〜6万円。

 また今シーズンはモデルでグラフィックデザイナーのエミリアーノ・ベルナルディーニ(Emiliano Bernardini)とコラボレーションしたアイテムも製作。「これまで取り組んできたエスニックや温もりを感じさせる手作業を、肩の力を抜いてモダンに表現したかった」といい、木版でプリントしたグラフィックTシャツをはじめ、一点一点手作業でペイントを施したシャツジャケット、バックパック、カリフォルニアにあるスケートボードの工場GENERATOR社製のデッキなどをラインナップする。

ハンドペイントがバックに施されたジャケットシャツは10点限定。

 販路についてはセレクトショップなどの卸売に加え、「待つだけではなく、自分から売り方を考えないといけない」という思いから、年末を目処に開設するECサイトなどでの販売を予定する。

TWEO 2020年春夏コレクション

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