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映画を見ながら服の購入が可能、三陽商会から新ブランド「キャスト:」がデビュー

(左から)「CAST:」で主演を務めるemma、飯豊まりえ、佐藤千亜妃
Image by: FASHIONSNAP.COM

 三陽商会は、20代後半〜30代前半の女性がターゲットの新ブランド「キャスト:(CAST:)」を立ち上げた。実店舗での展開に加えて、オンライン上で公開する映画作品から商品が購入できる日本初のシネマコマース型のマーケティング手法を導入。従来の商品単体の展開ではなく、ブランドのストーリーや価値観への共感から新たな消費行動を生み出すという。

 キャスト:は「人生という物語を、演じるための服。」をコンセプトに、マニッシュ、フェミニン、カジュアルなど様々なテイストの異なるファッションアイテムを展開。8月1日にオープンする旗艦店「キャスト:渋谷店(CAST:SHIBUYA)」を皮切りに、9月までの間に全国に約30店舗の出店を予定している。

 今回制作したオンライン映画「CAST:」では、女優の飯豊まりえ、モデルのemma、ミュージシャンの佐藤千亜妃ら3人が主演を務め、監督はMr.Childrenや米津玄師などのミュージックビデオの演出を手掛ける映像作家の林響太朗が担当した。デビューコレクションは「着る映画」をシーズンコンセプトに、3人をイメージした「LISA」「ANNA」「CARA」といった3ラインを製作。7月31日の今日からブランドサイトで公開している映画の劇中では主演3人が各ラインのアイテムを着用しており、気になったアイテムの詳細情報はサイト上の画面端のボタンから表示することが可能。購入ボタンをクリックすると自社ECサイトに遷移する。8月下旬からは登場人物によるインスタグラムのアカウントから購入が可能になる。コレクション発表は春夏と秋冬の年2回を予定しており、今後もシーズンごとに商品と連動した映画の制作を予定しているという。

 同社では、ライフスタイルの多様化やオンライン上での購買行動が一般化していることから、時代に合ったファッションブランドの新しい形を模索していたという。岩田功代表取締役社長はキャスト:の立ち上げに際し「今の若い人たちは均一化された一つのテイストに留まらず、多様な価値観を受け入れ、様々なライフスタイルを楽しんでいる。キャスト:では十人十色ではなく一人十色の時代に対応していきたい」とコメント。初年度の売上目標は20億円で、2022年には年間売上30億円を目指すという。

 7月31日に開催された完成披露試写会に登壇したemmaはブランドの印象について「出演者の気持ちに共感しながら服を買えるのはすごく良いと思う。ファッションがより好きになりますね」と話し、飯豊は「第2弾もあれば是非このメンバーで演じたいですね」とコメントし次回作への出演に意欲を見せた。

■CAST::ブランドサイト

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