「ツモリチサト」2020年春夏コレクションの展示会の様子
Image by: FASHIONSNAP.COM

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「ツモリチサト」がブランド継続、2020年春夏から津森千里のデザイン事務所ティー・シィーが運営

「ツモリチサト」2020年春夏コレクションの展示会の様子
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 エイ・ネットとのライセンス契約満了によりアパレル事業を終了する予定だった「ツモリチサト(TSUMORI CHISATO)」の運営を、津森千里のデザイン事務所であるティー・シィー(T.C)が引き継ぐことが決定した。受注生産方式で、2020年春夏シーズン以降も事業を継続する。

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 同ブランドは、これまでエイ・ネットがアパレルラインの企画から販売まで担当してきたが、ライセンス契約の満了に伴いブランド事業を終了。国内は2019年春夏シーズンまでの展開で、8月末をもって青山の路面店など全ての店舗を閉店した。海外では2019年秋冬シーズンまでの展開を予定していたが、来年新店舗がオープンする予定だったロシアをはじめとした海外のショップからの強い要望を受けて、アパレル事業継続が実現。国内に関しては事業再開となる。生産については、エイ・ネットを介して長年付き合いがあった各工場や企業が協力。受注生産に変更することで生産ロスの削減を図る。今シーズンの国内の卸先は以前から継続している地方のショップのみ。受注会の反響次第で販路の拡大を検討するという。

 2020年春夏シーズンの新作は「日本」をキーワードに制作。ブランドらしいユニークなグラフィックを配した生地に、富士山や龍などのモチーフをデザインした。コットン素材のカットソーからジャカード織のフリンジを施したワンピースまで約80型を展開し、1万円台〜7万円台と旧体制とほぼ同様の価格帯を設定している。エイ・ネット展開時はオリジナルの素材を多く使用していたが、ティー・シィーへの運営移行によって従来より価格帯が上がらないよう、今シーズンは使用を控えた。今後は、台湾のショップから要望があったというコレクションピースのような高価格帯の商品の制作も視野に入れる。

 ブランド再開についてティー・シィーの代表取締役 森山和之氏は「ショップやファンの方々の要望で再スタートを切ることができた。これからはファンの方々にきちんと届く規模感で、津森がデザインしたいものをより厳選して展開していく」とコメント。ブランドの運営体制が整い次第、顧客との接点拡大を図っていく考えだ。

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