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コンセプトは未来のショッピングモール、北京にオープンした「SKP-S」が好調

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【SKP-S】北京にオープン【未来のショッピングモールがコンセプト】

中国 北京にオープンした新しいコンセプトのショッピングモールSKP-Sが好調だ。
2019年12月12日にプレオープンして1ヶ月が立つが、業界の視察者を含め、人通りは絶えない

同じグループには北京SKPと西安SKPがあり、今回新オープンのSKP-Sは、北京SKPから300mも離れていないところに位置し、別名「SKP南館」とも呼ばれる。

もともと「北京SKP」の前身は北京華聯と台湾の新光三越が2006年3月に合弁した北京新光天地。2015年5月に北京SKPに改名された。2018年の年間売上高は135億元(約2092億円)に達している。

売上効率もとても高いとされていて、1平方フィートの年間売上高は1,997ドル(約22万円)と、建築事務所シバライト社(Sybarite)とグローバル・データ社(GlobalData)の調査により発表されている。これを日本で一般的な坪売上で算出すると約65万円となる。世界でもトップクラスの売上効率だ。

そのSKPグループが自信をもって開業したのが今回のSKP-S。

中国では年間でも最もネット販売が大きく伸びる日のひとつである12月12日(双12)をあえてプレオープン日にしていることからも、その自信がうかがえる。

SKP-Sは、未来のショッピングモールをコンセプトにし、100年後の火星移住を具体的なテーマにしている。

ここまで突き抜けた、クレイジーなショッピングモールは世界でも類を見ないのではないだろうか。

商品が店舗にディスプレイされてないことで有名になった韓国のアイウェアブランドGENTLE MONSTERがSKPグループと組んでデザインを行った空間が特に注目されている。未来農場がテーマになっていて、来場者の心を大きく揺さぶっている。

売上がどうなっていくかを語るにはまだ早すぎるだろうが、ECがどんどん主流になっていくこの時代において、実店舗の意味、購買体験の意義を改めて問いかけているという意味合いにおいて、SKP-Sは大きな注目に価するショッピングモールといえる。

先日WFNで紹介した上海のTX淮海も、館自体はそこまで大きくないが、「尖った若者に向けたユースカルチャー発信」にコンセプトを絞っているという点で、実店舗の意味、購買体験の意義を改めて問いかけているといえる。
» 参考:【TX淮海】上海に若者ターゲットの新商業施設がオープン

ショールーミングとは違う、実店舗の価値。
中国でもその価値の模索は続く。

兒玉キミト

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