LVMHグループのサイトより
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「LVMHグループ」増収率鈍化も19年通期は売上増、今期は新型ウイルスの影響懸念

LVMHグループのサイトより
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 LVMHグループが2019年第4四半期決算を発表した。増収率は第3四半期の11%から8%に鈍化したが、2019年通期の売上高は536億7,000万ユーロ(約6兆4,500億円)で前年比15%増となった。

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 地域別では欧州、アメリカ、アジアが共に堅調に推移。一方で増収率鈍化の要因には香港で長期化するデモの影響を挙げ、特に免税店のDFSが打撃を受けたという。全体ではファッション&レザーをはじめ全カテゴリーで増収を記録し、ブランド別では「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」および「ディオール(DIOR)」が特に好調だった。

 2019年は高級ホテルグループ「ベルモンド」の買収をはじめ、「ステラ マッカートニー(Stella McCartney)」とのパートナーシップ締結、また「ティファニー(Tiffany & Co.)」買収などのニュースが続いたが、グループ会長兼CEOのベルナール・アルノー(Bernard Arnault)は、引き続き成長維持を目指す一方で、先行きの不透明さに慎重な見方を示している。直近では中国本土で拡大する新型コロナウイルスにより嗜好品の買い控えが予想され、中国国内で高級ブランド関連株の下落が報じられるなど、今期はLVMHグループを含むラグジュアリー市場全体への影響が懸念されている。

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