三陽商会が昨年オープンした「GINZA TIMELESS 8」
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Image by: FASHIONSNAP.COM

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三陽商会が4期連続赤字決算の見通し、百貨店販売で苦戦

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【2020年2月21日続報】2020年2月期の通期連結業績予想を下方修正すると発表。売上高は期初予想の680億円のまま据え置いたが、営業損益は27億円の赤字(当初予想は18億円の赤字)、経常損益は26億5,000万円の赤字(同17億円の赤字)、親会社株主に帰属する当期純損益は22億円の赤字(同15億円の赤字)で赤字幅は拡大する見通し。三陽商会は下方修正の要因として、記録的な暖冬や、新型コロナウイルスの感染拡大などにより、インバウンド需要の急減など国内の消費環境が急激に悪化していることを挙げている。

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 三陽商会が、2020年2月期第4四半期の決算短信を発表した。今期は決算期変更により14ヶ月決算となっており、2019年1〜12月期の連結業績は売上高が585億7,100万円、営業損失は23億7,400万円の赤字、経常損失は22億8,500万円の赤字、親会社株主に帰属する四半期純損益は15億9,000万円の赤字(2018年12月期通期は8億1,900万円の赤字)となった。同社は2016年12月期から2018年12月期まで3年連続で最終赤字を計上しているが、今期の通期業績も赤字決算となる見通しだ。

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 今回の業績について同社は、10月の消費税引き上げや、自然災害の発生などの影響により衣料品市場の消費動向が好転に至らなかったと説明。重点的な投資や在庫欠品率の改善などの施策が奏功したEC販路においては計画以上の売上を確保したが、主販路である百貨店を中心に引き続き厳しい状況が続いたという。また、自社ポイントカード会員の買上げ比率の高まりや、値引販売の拡大などにより売上総利益率が悪化。販管費面においては、人件費の抑制に努めるなど販管費総額の削減を行うも、営業損失は拡大した。

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