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カステルバジャック手掛ける「ベネトン」2020-21AW、様々なものが混在するボーダーレスな世界

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 「ユナイテッド カラーズ オブ ベネトン(UNITED COLORS OF BENETTON.、以下ベネトン)」が2月21日、ミラノで2020-21年秋冬コレクションを発表した。テーマは「BLENDED FUTURE」。異なる色・柄を組み合わたファッション、スケートカルチャー、音楽、SNSを活用した仕掛けなど、一つの空間に様々なものを混在させ、ボーダーレスな世界を表現したという。

 ジャン・シャルル・ドゥ・カステルバジャック(Jean-Charles de Castelbajac)がアーティスティックディレクターに就任して3シーズン目となる今シーズン。2019年秋冬コレクションから2シーズン連続でランウェイショーを行っていたが、今回は30人のモデルと30体のマネキンによる、ランウェイショーとインスタレーションをミックスした形式で新作を披露した。

 会場に入り、まず目にしたのは最新コレクションが吊るされたハンガーラック。アイテムを手に取ってじっくりと見ることができ、階段を降りると自由にスケートボードをする若者たちの姿。その奥にはデザインテーマ別に6つのショーウィンドウが展示されている。

 エレクトロニックミュージシャンJonathan Fitoussiによる音楽とともにショーがスタート。上下カモフラ柄のセットアップにカラフルなボーダーの小物を合わせたスタイリングや、カモフラ柄・タータンチェック・カレッジストライプといった複数の柄をあしらったジャケットやパンツなどのハイブリッドなルック、ディズニーのバンビやキース・ヘリング(Keith Haring)とのコラボアイテム、全身ワンカラーでまとめたルックなどが登場。歩いてきたモデルはウィンドウのマネキンと混ざって踊り、またウィンドウから飛び出すという演出を採用した。

 ショー当日は、コンテンツクリエイターGoldie Williamsがベネトンの公式インスタグラムをジャックし、バックステージからショー、来場者の様子までを発信。会場出入口付近には、ショーで発表された最新コレクションを試着して撮影できる体験エリアが設けられた。

 1968年からファッション業界で活躍するカステルバジャック。近年のファッション業界について「一言で言い表すことはできないが、全てがデジタル化され、完全に変わったと思う。そこには感情を失う危険性もある。ベネトンは感情のブランドだ。私たちはお店をエキシビションやパフォーマンスの場として活用し、ベネトンの感情を取り戻そうと考えている」と話し、デジタル時代における店舗の新たな在り方を提示した。

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