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「ツモリチサト」伊勢丹のEC限定で新作を受注販売、不思議の国のアリスのモチーフをデザイン

オンライン受注会で販売する「ツモリチサト」のアイテム Image by FASHIONSNAP.COM
オンライン受注会で販売する「ツモリチサト」のアイテム
Image by: FASHIONSNAP.COM

 伊勢丹新宿店が、「ツモリチサト(TSUMORI CHISATO)」の2020年秋冬コレクションの一部のアイテムについて伊勢丹オンラインストアで受注会を実施する。受付期間は2月28日午前10時から3月2日午前10時まで。

 ツモリチサトは、2019年秋冬シーズンまでエイ・ネットがアパレルラインの企画から販売までを担当してきたが、ライセンス契約の満了に伴いブランド事業を一時終了。昨年8月末に青山の路面店を含む全店舗が閉店した。2020年春夏シーズンからは、津森千里のデザイン事務所であるティー・シィー(T.C)が引き継ぎ、実店舗では香港や台湾、ロシアといった海外の数店舗のみで販売。国内では青山店の一部の顧客向けに展示会を開催し、受注生産方式を採用している。

 伊勢丹新宿店では、エイ・ネット運営時のツモリチサトを同店本館や日本橋三越本店などで取り扱い、40代〜50代を中心としたファンから人気を集めていたという。店頭での販売終了後に顧客から販売について要望が寄せられたことや、ピュアな姿勢でファッションに向き合う津森に共感し、オンラインでの受注会を実施することを決定した。

 2020年秋冬シーズンのテーマは「不思議の国のアリス」からインスピレーションを得て、「Wonder Forest」と題した。キノコやチェシャ猫、トランプから発想したハートやスペードなどのモチーフを津森らしいカラフルな色彩でグラフィックに落とし込み、ドレスやセーター、ブラウス、スカート、ワンピース、靴下、帽子といった約100型を展開。オンライン受注会では、約70型を揃える。価格帯は税別3,000円〜18万円。

 津森は近年自分が服作りを続けることで環境に与える影響を考えていたといい、ポリエステル製品の洗濯時にマイクロプラスチックが流れ出し、水質汚染の原因になることから今シーズンはポリエステルの使用を極力避けた。ダウンジャケットは、シルク綿とダウンフェザーを組み合わせることで工夫し、ブラウス類にはシルクなどを採用している。生産は一部を除きほぼ全てを国内で生産。高度な技術を持つ工場や職人を存続させるため、今後も国内の工場をメインに使うという。商品の発送は9月〜10月を予定している。

 新体制でのコレクション制作については「お客様と直接話すことで総柄のワンピースが人気だと改めて認識できたり、ブランドのどんなところが好きなのかダイレクトにヒアリングできるようになり、今まで以上に欲しいと思って貰えるものが作れるようになった」と説明。また、受注生産については「本当に欲しいと思ってくれる人に届けられるし、セールにならないのでプロパーで購入した人が残念に思うことも無くなる。消費者にとっても健康的な買い物になると思う」と述べた。

■TSUMORI CHISATO2020年秋冬コレクション オンライン受注会
期間:2020年2月28日(金)10:00~3月2日(月)10:00
伊勢丹オンラインストア:公式サイト

■問い合わせ先
伊勢丹新宿店:03-3352-1111(大代表)

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