ニッケ公式サイトより
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ニッケが第一織物を買収、繊維メーカーとしてのシナジー効果創出へ

ニッケ公式サイトより
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 ウール製品の製造、販売を行う日本毛織(以下、ニッケ)が、第一織物の発行済株式の70%を取得し、子会社化したことを発表した。

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 ニッケは1896年の創業以来、ウール製品の製造や販売を手掛けている。近年はウールの特徴を活かした先端素材や機能素材、ハイブリッド素材の開発に注力し、学生服用やビジネス向けユニフォーム素材の販売に加えて、国内外の有名ブランドに素材を提供している。2019年11月期の連結決算は、売上高が前期比14.4%増の1,264億100万円、営業利益が同25.1%増の104億7,200万円となり、3期連続で過去最高値を更新した。

 第一織物は1948年に福井県福井市で創業。国内外のアパレルブランド向けに合成繊維織物の製造と販売を手掛けるほか、国内百貨店やアパレルメーカーを対象にしたODM生産も行っている。中でも超高密度織物「DICROS」や「Plaintex」は高いファッション性と機能性を兼ね備えたオリジナル素材として、国内外の有名デザイナーから高い評価を受けているという。

 ニッケは衣料繊維事業において「国内利益最大化、海外成長最大化」を方針に掲げており、2020年11月期は欧州向けテキスタイル事業の拡大など海外成長の最大化を目指している。第一織物をグループに迎えることで第一織物が持つ世界トップブランドやアパレルメーカーとの信頼関係の活用や、複合素材化が進むユニフォームやアパレル向けに第一織物の製品を活用するといったシナジー効果を見込んでいる。

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