
丸井グループの総合ビルマネジメント事業会社マルイファシリティーズが、再生可能エネルギーを中心とする小売電気事業を開始した。
マルイファシリティーズは小売電気事業者の需給管理業務を代行するエナリスと協業し、4月から「新宿マルイ メン」「柏マルイ」「柏モディ」への電力供給に廃棄物発電所「いわて県北クリーンセンター」などから調達した再生可能エネルギーを利用する。
マルイグループは、2030年度までにグループの事業活動で消費する電力を100%再生可能エネルギーで調達する目標を掲げている。これまでは小売電気事業者からの供給を受けて再生可能エネルギーを利用してきたが、エナリスとの協業により電力を直接仕入れることが可能となった。なお、再生可能エネルギー調達計画の策定や日々の需要量の予測などの需給管理業務はエナリスに業務委託するという。