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繊研plus購入したくなるブランドイメージを再設定し、プロパー価格販売に立ち返る――バロックジャパンリミテッドのジーニングカジュアル業態「アズール・バイ・マウジー」は9月15日、ブランドアイデンティティーとロゴを刷新する。ブランド開始から13年、企画から販売まで時代に合った独自色を追求する。
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目的は、時代に合ったブランドの原点に立ち返ること。アズールは全国に約130店・売上高200億円と同社最大のブランド。ブラックを基調にしたクールな商品と店舗空間が浸透し、その個性で人気を得てきた。しかし10年を超え、ブランド担当者も代わり、売り上げ苦戦時期もあって、値引き販売が増える傾向にある。
特にここ1、2年は、無駄な物作りをせずに適量生産するサステイナブル(持続可能)な事業への転換が注目され、「真っ先に優先すべきは、プロパー価格で購入してもらえるブランド価値の追求」(岩佐一生執行役員アズール・バイ・マウジー事業部長)と位置づけた。商品企画から店舗での編集・表現まで、消費者の購買意欲を刺激することを目指す。同時に全スタッフとブランドが目標とする原点を共有する狙いもある。
新しいブランドロゴは、デザイン会社のサザランドに依頼。ブランドコンセプトとロゴはブラックを強調し、デジタルでの視認性を高めた。
19日からはサステイナブル(持続可能な)活動として、ベジタブルインクで新ブランドロゴを印刷した紙製ショッピングバッグに変え、アズールと派生業態「アスコップ」全店に導入する。
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