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アマゾン(Amazon)が開催した今年の「プライムデー(prime day)」に出品した中小企業などの事業者による合計売上高が、全世界で35億ドル(約3684億円)を記録し、前年のプライムデーに比べて約60%増加した。
プライムデーは、Amazonプライム会員を対象に年に1度実施するビッグセール。今年はインドで8月に、その後10月13日から14日までの48時間にわたり日本やアメリカ、イギリスなど19ヶ国で開催した。
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アマゾンは中小規模の販売事業者への支援として、今年のプライムデーに世界で合計1億ドル(約105億円)以上を投資。プライムデー期間中および開催前に、中小規模の販売事業者を支援する取り組みを世界中で実施し、日本では数十万点以上の商品を特別価格で提供した。プライムデー期間中の日本の販売事業者による販売個数は約800万個で、過去最大の売上になったという。
今年のプライムデーにおいて、世界で最も売れた商品カテゴリーはホーム用品、電化製品、ヘルスケア。アメリカではロボット掃除機の「iRobot Roomba」などが多く売れ、中国では「ロレアル パリ(L'Oreal Paris)」の「ゴールデンエイジリペアクリーム」や「ダヴ(Dove)」の「クリーミーボディスクラブ」などが人気を集めた。日本では日用品やヘルスケア用品、食品、飲料、ヘッドホン、ベビー用品、PCアクセサリーのカテゴリーが売上を牽引。Amazon Echoシリーズの「Echo Show 5 スクリーン付きスマートスピーカー」や「SwitchBot 」などのスマートホーム関連用品のほか、詰め替え用洗剤、ケース販売の飲料などが売れ筋商品だったという。
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