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マスクの高機能化が加速、表情筋ケアが次世代トレンドに

 去年の摩擦レスなマスクや保湿機能付きなど高機能マスクに代わって、今年はたるみケアに特化した機能性マスクに注目が集まっている。表情筋の運動量が減ることで起こるゆるみ防止を目的に、表情筋にフォーカスしたマスクを様々なメーカーが開発。消費者のニーズにもマッチし、新たな美容トレンドの兆しを見せている。

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 ドクターシーラボが今年に入ってから行った調査では、マスク生活で顔のゆるみが気になると答えた女性の割合は20〜50代の全世代で高く、コロナ前と比べより高い数値となっている。これまでゆるみ、たるみの改善でファーストチョイスとして選ばれていたのが美容クリニック。ハイフ(HIFU)やスレッドリフト、サーマクールといったリフトアップ施術が主流だったが、コロナ禍では顧客が自宅でケアできる美顔器に注目が集まった。非常事態宣言後も在宅ワークが根付くことを前提に美容にかける費用も増加傾向になっており、「おうちエステ」として高価格帯商品に人気が波及し今後も堅調に推移すると見られている。

 顔のたるみは一度目立つようになると即効性のある改善が難しく、時間と費用がかかる。そこで、外出時の必需品となったマスクの形態を逆手に取り、日頃から手軽に表情筋にアプローチする自宅外商品が開発され支持を集めている。美顔器メーカーのヤーマンはウェアラブルEMS美顔器「メディリフト」シリーズから「メディリフト フェイスリフトマスク」を発売。「付けたまま外出できる」リフトケア機能を搭載していることを打ち出し、飛沫防止のアウター部と顎下から物理的に顔を持ち上げるインナー部の二重レイヤー構造を特徴に打ち出している。持ち上げることで普段よりも締め付けを感じられ動かす筋肉の負荷を感じると評判になっている。小松マテーレの「きもちあげマスク」は、ファブリックメーカーらしく伸縮性のあるパワーネットを使用。独自構造を採用したことで顎下から頬を持ち上げ、程よく表情筋を刺激することを目的に開発。いずれも基本的なマスクに追加機能を備えたプラスワン商品として販売後の反響は好調で、販路やカラー展開を拡大しているという。

 化粧品メーカー各社でも、たるみや老化に関して血液・細胞のレベルで高度な研究開発が活発化しており、たるみ以外にも肌にハリを与え立体感のある表情を目指した高機能な成分や処方を採用した商品が続々と登場している。今後は、アフターコロナのノーマスク生活を睨み、今後は外側からも内側からもたるみに着目した開発競争が激化しそうだ。

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