
Top Photo:「Greppon」シリーズより Untitled, 2019

Top Photo:「Greppon」シリーズより Untitled, 2019

スイス出身の写真家 Philippe Fragnièreによる展覧会「Balancing Act」が、SAIにて7月30日(金)から8月22日(日)まで開催。
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「Greppon」シリーズより Untitled, 2018

「Greppon」シリーズより Untitled, 2021
ロンドンとスイスに拠点を置き、コンセプチュアルなテーマを持ちながら写真の美しさを多様なアプローチで提示するPhilippe Fragnière。
作家活動の傍ら、「HERMÈS」や「DIOR」などのブランドや、Wallpaper*、Numéroといった雑誌に写真を提供する他、スイス・ローザンヌ州立美術学校の講師も務め、教育の場においても写真表現の確立に力を注いでいる。

「Greppon」シリーズより Untitled, 2019
今展では、Fragnièreの2つの代表的なシリーズ「Greppon」と「Punctum」の最新作と、同プロジェクトより彼自身がキュレーションした作品が展示される。
「Greppon」は自然や高山の環境に結びついた神話を探究したいという想いから、過去5年にわたってFragnièreの故郷であるスイスのワリスで撮影をしたシリーズ。
高齢化する山村地帯への眼差し、そして都会の閉塞感から逃れたいという願いが込められた今作は、現実を歪めて物を記号化することで、神話が形成される方法を反映している。
そのイメージは自然環境の美しさを捉える一方で、個人的な経験に満ちた場所との関係に伴う実存的な恐怖、時間の重み、死の不安も垣間見せる。

「Punctum」シリーズより Untitled, 2020
パンデミック下で生み出されたという「Punctum」は、物が無重力状態で浮かんでいるようなイメージの形而上学的なシリーズ。
どこにでもあるようなオブジェクトには記念碑的な意味が込められており、構図の遊びによって彫刻のような性質を帯びた被写体が、新たなハーモニーを奏でる。

「Punctum」シリーズより Untitled, 2020
フィクションとドキュメンタリーの間を彷徨う視覚。
存在のあり方を問いかける、現象学的でパーソナルな写真作品に没入して。
SAI 03-6712-5706
【Philippe Fragnière “Balancing Act”】
DATE:7月30日(金)〜8月22日(日)
※水曜定休
TIME:12:00pm~7:00pm
PLACE:SAI
ADDRESS:東京都渋谷区神宮前6-20-10 RAYARD MIYASHITA PARK South 3階
ADMISSION FREE
WEBSITE:www.saiart.jp
※緊急事態宣言発令にあたり営業時間変更の可能性があります。
最終更新日:
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