04年に創刊、20年2月に休刊していた雑誌『グリッター』が復刊した。編集長は『エスカワイイ』『ヴォーグガール』などを担当した、長谷川ナオさんが務める。発行元はジービジョンパートナーズ。税込み780円。

　新生グリッターは、〝グリッターな人生を！〟をコンセプトに、ライフスタイルマガジンとしてリニューアル。創刊当時からのテーマである「エイジレス」「インターナショナル」なマインドは継承しつつ、「創造できる、繋（つな）がる場所」として、雑誌を起点とした新しいコミュニティーメディアを目指す。

　一方的な情報発信だけでなく、読者参加型の企画を積極的に行う。新ロゴを公式SNSの投票で決定したほか、新創刊号ではユーザーが制作に参加して自由に表現できる企画で3人を掲載した。「もともと型破りな雑誌でもあったので、これまでの正解を覆し、どんどん新しいことにチャレンジしていきたい」と長谷川ナオ編集長。

　雑誌は毎号異なるテーマを掲げ、季刊で発行する。新創刊号は、「エイジレス」と「人生は自分でデザイン！」の2大特集。新型コロナウイルスの流行を機に、世界中で大きく変化した価値観とライフスタイルに着目し、〝自身の生き方をどうデザインしていくか〟を掘り下げる。

　表紙はダブルカバー。今回のテーマを体現している歌手で俳優の錦戸亮さんと、お笑い芸人の渡辺直美さんを起用した。初回予約分はネット書店の予約開始日に完売。出版社側で確保していた予備分も2日ほどで完売しており、好調なスタートを切った。