不要になった紙袋と一輪のバラを交換
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(2021/08/23)
フローリスト・越智康貴氏が手掛けるフラワーショップ「DILIGENCE PARLOUR」は、ショッパーの変更を発表。新しいショッパーは、資材、差入れ、その他諸々の、一度使ったら不要になってしまう梱包材や、客が持ち寄った紙袋をボディに使用する。また、不要になった紙袋を店頭に持っていくと、一輪のバラがプレゼントされるという。
店舗では、石が入っていた袋、保水ゼリー用の段ボール、配達物のビニール袋など、不要になる梱包材が多数排出される。それらを捨てず、かわいく、ユニークに、店に足を運ぶ客と一体感をもって愉しめるような取り組みを行いたいと考えた結果、今回のサステナブルな施策を打つ運びとなった。
さらに、本ショップの代名詞ともいえる、透明なフィルムに持ち手がついた「フラワークリアバッグ」にも変化が。ハンドル部分がプラスチック素材からクラフト紙製になり、クリアバッグも生分解性素材へ徐々に移行。より環境に配慮した仕様に生まれ変わる。もとよりこのパッケージデザインは、ハンドルを「何につけてもいいように」と考えられたものだった。
もちろん、ギフト用には通常の白い紙袋も用意されている。大切なプレゼントの際は、今まで通り新品の紙袋を選んでも良い。
表参道の一角を美しい花々で彩る「DILIGENCE PARLOUR」。今回の取り組みをきっかけに、表参道から日本中のフラワーショップにサステナブルの流れが広まっていくことを期待したい。
■概要
DILIGENCE PARLOUR
開始時期:2021年8月19日頃~
営業時間:11:00~20:00 ※新型コロナウイルスの影響により短縮営業中
場所:DILIGENCE PARLOUR(ディリジェンスパーラー)
住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10表参道ヒルズB1F
電話番号:03-6434-7826
>>EDITOR’S VOICE
表参道ヒルズの一部を構成する「表参道ヒルズ同潤館」1階にある、ウェルフードマーケット&カフェ「imperfect(インパーフェクト)」では、国産果物を使用したみずみずしい「アイス キャンディー」を販売中。こちらも、⼀般市場での販売ができなくなったり、⽣産調整で廃棄となる可能性のある果物で作られているサステナブルな商品です。
Text:Arisa Watanabe
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