イーベイジャパンは全国の20、30代の女性500人を対象にインターネットで「働く女性の秋冬ファッションに関する調査」を実施した。秋冬の服は7割以上の人が「価格が高い」と感じていることが分かった。それでも「新しく買いたい」と考えている人は約8割で、コロナ下でもおしゃれなファッションを楽しみたい女性は多く、予算は「1万円以上、2万円未満」であることが分かった。
調査結果によると、今年新しく買いたい秋冬用のファッションアイテムの1位はトップが66.2%と高く、続いてボトム(47%)、ワンピース(37.8%)、アウター・コート(33%)、ジャケット(22%)と続いた。一方、「買いたいものはない、買わない」は21%だった。
ADVERTISING
予算については、昨年秋冬物同様に「1万~2万円未満」に集中し、昨年とよく似た傾向がみられた。昨年はコロナ禍で「何も買わない」人も目立ったが、今年はコロナ禍が続くものの、外出や洋服を購入することを楽しむ人が多くなっているのが特徴だ。
秋冬ファッションで重視するポイントは、1位が価格(61.8%)、次いでデザイン(59.4%)、色(53.8%)、素材(52%)、防寒(51.2%)、サイズ(43.8%)、ブランド(13.8%)、春先まで使えるもの(6%)の順。予算とデザインなどのバランスを見ながら購入している傾向が分かる。
秋冬用の洋服の単価が高いと感じている人が7割以上で、価格の高さが原因で洋服の購入を諦めた経験を持つ人は75.4%いた。年末年始のセールまで買うことを我慢した経験を持つ人は6割以上いることも判明した。そのため意識して節約しているものは、光熱費、食費、携帯料金・通信費がトップ3で、続いて洋服代も3割以上いることが分かった。なるべくお得にファッションを楽しみたい人が多いといえる。
毎年秋冬用の洋服を買うかでは、「買う」が21.4%、「どちらかといえば買う」34.6%、「どちらかといえば買わない」26.8%、「買わない」17.2%。毎年秋冬用の洋服を買っている人が半数以上いる。
ファッションを楽しめるのは春夏(44.8%)よりも秋冬(55.2%)。秋冬用の洋服は価格に不安定要素が残るものの、自分の好きなアイテムを重ね着していろいろなおしゃれを楽しめることが背景になっている。
3人に1人が韓国のファッショントレンドを意識していることも分かった。意識している人はファッションへの購入意欲が高く、洋服にかける金額も多い傾向がある。韓国のトレンドを意識したことがある人の約9割は買う傾向も高い。韓国トレンドを意識している人の予算は2万~3万円未満。
イーベイジャパンはインターネット総合ショッピングモール「Qoo10」を運営している。
ADVERTISING
PAST ARTICLES
【繊研plus】の過去記事
RANKING TOP 10
アクセスランキング