Image by: 71 MICHAEL
デザイナー深民尚が手掛けるファッションブランド「ミシェル(71 MICHAEL)」が、2022年春夏シーズンにデビューする。深民は昨年8月に「ダイエットブッチャースリムスキン(DIET BUTCHER SLIM SKIN)」のデザイナーを退任。ダイエットブッチャースリムスキンはブランド名を「ダイエットブッチャー(DIET BUTCHER)」に改め、現在は「アクオド バイ チャヌ(ACUOD by CHANU)」を手掛けるチャヌ(CHANU)がデザイナーを務めている。
ミシェルは、「インディビジュアリティと服が呼応して、驚き、喜び、幸せ、愛らしいのサインを呼び起こす」をフィロソフィーにユニセックスアイテムを展開。ブランド名は、深民のクリスチャンネーム「ミカエル」が由来で、ブランド表記文頭に付いている「71」は、深民の生まれ年から取ったという。名前や生まれ年など、自分自身のルーツをブランド名にした理由について深民は「『自分でありながら自分でない名前』は拓かれた自由なクリエイションの可能性。産まれてすぐに教会で洗礼を受けたことは『もうひとつのはじまり』」とし、「匿名性のある『ミカエル』という音の響きに、コレクションに流れるやわらかいムードを投影できたら」とコメントしている。
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「ダイエット ブッチャー スリム スキンは、箱の中に英単語を書いた紙を何枚か入れて、無作為に選んだものから名付けました。でも今回は『自分』というものをもっと乗っけてみよう、と。服ばかりを作っていた27年間。僕自身はやっぱり『見て楽しい服』が好きです。個人的には『楽しい』というのは『ハッピー』とは少し違うように感じています。もっとフラットに『やっぱり服って楽しいよね』ということが伝えられればなと思っています」(深民尚)。
デビューコレクション「Season1」では、花の刺繍がフロントや後ろ身頃に刺繍されたシャツジャケット(7万2600円)やブルゾン(7万1500円)、バーの化粧室に貼られていたポスターから着想を得たというアセテートとコットンの混紡トップス(5万7200円)やロックミシンを用いたアウトステッチが特徴のスウェット(2万7500円)のほか、メキシコの画家 フリーダ・カーロの作品を彷彿とさせるクッション(2万2000円)やシルバークロスネックレス(1万6500円)など、全30型をラインナップ。筆記体刺繍で「Michael as a bird」とデザインされた切り返しシャツ(3万5200円)や、リブ素材とスウェット素材がドッキングされたスウェット(3万5200円)なども取り揃える。
インラインのほか、渋谷区に位置する古着屋「TSUNAGI JAPAN」とのコラボレーションアイテムも展開。襟元のカッティングが特徴的なヴィンテージライクのアイテムにワッペンのような刺繍を施したジャケット(8万300円)とパンツ(5万2800円)、ダイスネックレス(1万3200円/すべて税込)を用意する。
71 MICHAEL:公式インスタグラム
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