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ウクライナの「リトコフスカヤ」 服のないブースから平和を訴える

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リリアさん(右)と2歳半の娘、「リトコフスカヤ」代表のミロスラヴァさん
リリアさん(右)と2歳半の娘、「リトコフスカヤ」代表のミロスラヴァさん
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 【パリ=松井孝予通信員】ウクライナ・キエフのレディスブランド「リトコフスカヤ」がパリ合同展トラノイに出展した。ロシアによる侵攻でコレクションを搬入できず、空っぽのままのブースを、挿し花をした美しい二色旗で飾ってウクライナの平和を訴えた。

 壁一面に貼られた45のQRコードをスキャンすると、ウクライナのデザイナーそれぞれのインスタグラムにアクセスでき、彼らの現状や苦境下でのプロジェクトについて情報が得られる。「ウクライナは才能豊かな国。クリエイティブな人材がたくさんいる」と強調する。ロシア・ソ連の歴史にくくられた経緯であまり知られていないが、ウクライナは傑出した芸術家や文化人を輩出している。

 同ブランドは82年生まれのリリア・リトコフスカヤさんが09年に創設。同年からウクライナ・ファッションウィーク(FW)、17年からパリFWにも参加している。前回のパリFWではヒナゲシ畑をテーマに発表し、トラノイでは廃棄物や古着をウクライナの女性たちが伝統技でアップサイクルしたセミクチュールラインを見せ、注目された。

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