好調を維持するTSIホールディングスのゴルフブランド「パーリーゲイツ」
TSIホールディングスは4月13日、2022年2月期通期連結決算を発表した。売上高は1403億8200万円(前期比4.7%増)、営業利益は44億4000万円(前年は118億4300万円の赤字)、親会社株主に帰属する当期純利益は10億2200万円(前期比73.5%減)の増収減益だった。上野商会や「ローズバッド(ROSE BUD)」が苦戦したものの、好調を維持したゴルフやストリートの事業が予算から49億9000万円を上積みして、アパレル関連事業の売上高は前期比4.4%増となる1358億1200万円だった。
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主なブランド別の売上高は、「ローズバッド」は34億5500万円(前期比9.2%減)、「ナノ・ユニバース(nano・universe)」は178億6100万円(同10.2%減)、「マーガレット・ハウエル(MARGARET HOWELL)」は110億200万円(同26.8%増)、「ステューシー(STUSSY)」は42億8600万円(同9.9%減)、「パーリーゲイツ(Pearly Gates)」は150億6900万円(同48.4%増)、「ニューバランスゴルフ(new balance golf)」は36億3200万円(同31.5%増)だった。
また、TSIホールディングスは構造改革プログラムを推し進め、今期は24拠点あるオフィスを9拠点に集約する。15拠点を削減し、延床面積を縮小することで、オフィスの年間賃料は約7億円削減することができる。さらに、テレワークを推奨することでオフィスへの出社率は65%に抑える。現在の1日の出勤人数は1200人だが、780人程度の出社となる見込みだ。
TSIホールディングスは同日、2023年2月期の連結業績予想を発表した。売上高は1573億5000万円(前期比12.1%増)、営業利益は15億円(前年は44億4000万円)、親会社株主に帰属する当期純利益は15億円(同10億2200万円)とした。
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