ロックダウン後の街の変化を転機と捉えての拡大移転
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株式会社KMTTOKYOが上海で展開する日本ブランドのショールーム兼セレクトショップであるショールームキャッツが上海静安寺エリアに2022年8月に移転拡大した。
ショールームキャッツが位置するのは、クラフトビールのミッケラー、セレクトショップのインザパークなどの注目店舗が集まり注目を浴びている商業施設”現所”内。中国デザイナーズブランドを扱うセレクトショップや、スノーピークやフライターグを扱うセレクトショップも同商業施設に店を構える。
ショールームキャッツは元々この現所の4階で運営を行なっていたが、同商業施設内の3階への移転となり、面積も移転前の2.2倍となる。
コロナ禍でもマーケットの成長を見せる中国において、ブランドとバイヤー双方から、商品に触れる機会を与えるショールームを求める声が増えている。また、バイヤーだけでなく、一般消費者からの同店舗の認知も増え、直販規模が拡大したことも今回の移転拡大に繋がった。
移転前同様に、ショールームキャッツが中国にて代理販売やPR・ブランディングを務める日本ブランドを常時取り扱い、スポットでの展示会やポップアップスペースとしても活用していく予定。また、WeChatやRED、ライブストリーミングなどのデジタルマーケティングとも連動させていく。
ショールームキャッツの代表兒玉キミト氏のブランドKMT DESIGNや、フォトグラファー兼ディレクターとして上海で活躍する富永大介氏のブランドUPPER DEVICEも常時取り扱う。
この記事を書いた人
Michelle(林雪深)
中国在住の香港人。幼少期を日本で過ごし、その後中国に移住。中国ブランドのセールス・マーケティング業務を行っている。
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