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繊研plusジュンは、在庫のある店舗からダイレクトに商品を発送する「マイクロフルフィルメントシステム」サービスの運用をスタートした。一部店舗で10月13日から導入し、今月中に150店、11月初旬には200店にサービスを広げる予定。最終的には全店舗の在庫を共有化、店舗配送を実現できるように進めていく。
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同社は19年夏から、商品タグにECの商品詳細ページへ推移させる二次元コードを挿入し、WMS(倉庫管理システム)の変更やEC基幹システムを「ショッピファイプラス」を使ってリニューアルするなど、情報と物流の両面で準備をしてきた。
今回、導入したマイクロフルフィルメントは、顧客から注文された商品をより早く届けるために、従来の大規模物流センターではなく既存の店舗、営業所など顧客の近くにある小規模の倉庫から配送する仕組みだ。店舗の在庫を近隣の店舗で共有し、リアル店舗でも自社ECでも販売できるようにすることで、お客に一番近い店舗からダイレクトな発送を可能にする。
運用にはショッピファイが提供するPOS(販売時点情報管理)システム「ショッピファイPOS」と楽天グループが提供するオムニチャネル在庫管理プラットフォーム「楽天ファッション・オムニチャネルプラットホーム」を使用する。長年解決できなかった「在庫の偏在による機会ロス」を極限まで低減させ、「いつでもどこでもストレスなく買えるサービス」を充実させる。
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