「ユニクロ（UNIQLO）」が、2021年にスウェーデンスキー連盟と締結したオフィシャルサプライヤー契約を1年間延長すると発表した。12月にフィンランドで開催されるワールドカップを皮切りに、世界各国で開催される大会で代表選手団が着用する競技用ウェアをはじめ、トレーニングや移動時のウェア、関係者へのウェアを提供していく。

　モーグルスウェーデン代表選手団は、昨年にウォルター・ウォルバーグ選手が世界的な冬のスポーツ大会で優勝するなど数々の好成績を収めており、選手のベストパフォーマンスを引き出せるユニクロのウェアが高く評価されたことが契約の延長に繋がったという。新たな競技ウェアでは、膝の切り替え部分であるニーマークにおけるパターンや縫製仕様をより動きやすく改善したほか、パンツ裾はモーグル特有の摩擦を防ぐために素材や縫製仕様を強化。選手のフィードバックを取り入れ、品質を向上させる工夫などを重ねている。

　ウォルバーグ選手は「昨シーズンは、ユニクロのサポートにより、世界一の結果を残すことができました。ユニクロのデザインチームと一緒に改良を重ねた今シーズンのウェアをとても気に入っています。ユニクロのウェアと共に、昨シーズンを超えるベストなパフォーマンスをお見せできることを、楽しみにしています」とコメントした。

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