コロナ禍の接客方法などを話す登壇者
ファッションビジネス専門紙「繊研新聞」公式サイト
繊研plusビームス、ベイクルーズ、ユナイテッドアローズのセレクト3社は1月24日、販売員向け合同勉強会のウェビナーを配信した。東京・赤坂のユナイテッドアローズ本部で各社の販売員3人が登壇し、「ブランドの商品を自分らしく楽しみ、見られている意識を持つ」といった接客に取り組む姿勢などを紹介した。
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販売員の価値向上を目的に18年から行い、ウェビナー形式では2回目。ビームス横浜東口店の花井李子さん、フレームワークス自由が丘店の栗原知佳子さん、ビューティ&ユースユナイテッドアローズ丸の内店の曽地紘彬さんが「販売(リアル店舗での対面接客) が好きなヒト」をテーマに話し、3社の販売員約200人が視聴した。
3人は、接客のマイルールなどの質問に順に意見を述べた。花井さんは、接客中の会話で客の声のトーンが高くなった時に着目し、「テンションが上がった瞬間を見逃さずに掘り下げ、ファッションに結び付けていくと(客に)ぴったり合った提案につながる」と説明した。
曽地さんは自分が客になりきり、入店から会話まで想像しながら接客するとし、「一緒に買い物をしているような安心感を持ってもらいたい。購入品に納得してもらえるし、自分も満足して商品を渡せる」と述べた。マイルールは持たないという栗原さんは「ルールにとらわれたり、前の接客を引きずったりしても良いことはない。客の店への期待を大切にできるよう、自分が新鮮な気持ちでいたい」と話した。
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