左)遠山正道、右)野崎亙
Image by: スマイルズ
スマイルズが、2月9日付で代表取締役社長の遠山正道が社長を退任し、取締役兼CCOの野崎亙が取締役社長に就任する人事を発表した。同社設立から23年社長を務めた遠山は、代表に就任した。
スマイルズは2000年、遠山正道が在職していた三菱商事のコーポレートベンチャー0号として設立。スープ専門店「Soup Stock Tokyo」の立ち上げをはじめ、ネクタイ専門店「giraffe」、ニューサイクルコモンズ「PASS THE BATON」、ファミリーレストラン「100本のスプーン」、海苔弁専門店「刷毛じょうゆ 海苔弁山登り」といった事業を展開している。
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新たに取締役社長に就任した野崎亙は、京都大学工学部、東京大学大学院を卒業後、イデーに入社。新店舗の立ち上げから新規事業の企画を経験した。2006年にはアクシスに入社し、デザインコンサルティングという手法で大手メーカー企業などのビジネスプロデュースや経営コンサルティングに従事。2011年スマイルズに入社し、全ての事業のブランディングやクリエイティブの統括に加え、「100本のスプーン」のリブランディングや「PAVILION」の業態開発等のほか、入場料のある本屋「文喫」など外部案件のコンサルティング、プロデュースを手掛けてきた。
野崎は就任に際して、「遠山さんからバトンを引き継ぐことになりました。随分前から並走させてもらい、長い助走の末に、スマイルズの轍と目指す景色がおぼろげながら見えてきた気がします。これからもまっすぐには進まずに、迂回しながら、時には羽ばたきながら、時には潜りながら、『誰にも似てない』やり方で新しい轍を築きたいと思います。その先に目指したかった景色があるはずだと信じて」とコメントしている。
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