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粗清草堂がサステナブルな「羊服」をNYコレクションで発表、廃棄される羊毛を使用

粗清草堂がサステナブルな「羊服」をNYコレクションで発表、廃棄される羊毛を使用

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 北海道の粗清草堂は、ニューヨーク・コレクションで行われたグループショー「フライング・ソロ」で、ウィメンズ6体、メンズ2体を披露した。

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 羊の毛をそのまま、あるいは薄い綿に羊毛をのせて独自に加工したフェルトで仕立てたセットアップを見せた。暖かくて軽いことが特徴で、もこもこした質感が可愛い。アウターはボタン無し。色は染めないか、身近な植物で草木染めしている。

粗清草堂がランウェイで披露した「羊服」

羊の毛そのままか、羊のフェルトが使われている

 代表の逸見吏佳は、北海道の美深で羊10頭と暮らしながらコレクションを全て手作りしている。かつて羊毛専門店に勤務していた時、羊牧場の羊毛が大量に廃棄されるのを見て、廃棄される羊毛を使って物作りしたいと思い、現在に至る。

 洋服よりもっと生き物の羊に近いという思いから、自ら作った服を「羊服(ようふく)」と呼んでいる。

(ニューヨーク=杉本佳子通信員、写真=粗清草堂提供)

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