「北欧、暮らしの道具店」のアプリ
ファッションビジネス専門紙「繊研新聞」公式サイト
繊研plusクラシコム(東京、青木耕平社長)が運営するECサイト「北欧、暮らしの道具店」のスマホアプリが、20年4月の提供開始から、約3年で300万ダウンロードを突破した。
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アプリのローンチは、SNSからの誘導だけに依存しないリピートユーザーの獲得が目的。商品ページ・コラム・動画・ポッドキャストなど多様なコンテンツをシームレスに移動が可能な独自のプラットフォームを構築し、19年にiOSアプリ、20年4月にアンドロイドアプリの提供を開始した。約1年で100万ダウンロード、3年目となる23年6月に300万ダウンロードを突破した。
アプリの提供は売り上げに大きく貢献しており、アプリ提供前の19年7月期の売上高27億4000万円に対し、アプリ提供後の21年7月期には約1.7倍増の45億3000万円、22年7月期には年間売上高51億円となっている。23年5月時点でのアプリ経由売り上げの割合は65%。
アプリの売り上げにおける重要性が高まる中で、23年2月に同社初となるマーケティングチームを発足させた。主にアプリに関連した数値分析や広告出稿などを行い、専任スタッフを含め3人が在籍する。
マーケティングチームの発足により、ダウンロード後のユーザーの体験や主要アクション率など、より本質的な効果分析と検証が可能となり、ダウンロードの促進に加え、アプリのさらなる売り上げ貢献に期待をかける。
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