「マッキントッシュフィロソフィー」メンズのメッシュ素材のジャケット
三陽商会は5~6月、メンズ・ウィメンズの各ブランドでジャケットアイテムが好調に推移した。新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴い、リモートワークから出社に戻す企業が増える中、久々に通勤服を見直す「買い替え需要」などの効果が大きかった。
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夏本番を控えた今、ジャケットをはじめとしたクールビズ需要が活発だ。「マッキントッシュフィロソフィー」メンズでは透けにくいメッシュ素材のジャケット(税込み4万1800円)が前年比60%増だった。カットソー製品やスニーカーに合わせたビジカジスタイルにもなり、スタイリング次第で、オン・オフどちらでも着回せる。「マッキントッシュロンドン」メンズの「ドットエアー」を使用し通気性とストレッチ性に優れたジャケット(6万4900円)が前年比36%増と売れている。
「ポール・スチュアート」メンズは撥水(はっすい)加工した中空糸を使用した軽量なジャケット(4万9500円)が計画比10%増だ。雨の日はもちろん、軽量なため、持ち歩きや出張用としても支持されている。「エポカウォモ」の凹凸感のあるサッカー素材のジャケット(5万600円)は前年比40%増。梅雨時期から盛夏まで、ロングシーズンで着用しやすく、オンでも、オフでも幅広いスタイリングに活用できる。
ウィメンズでもジャケットが堅調だ。「トランスワーク」ではシルエットの美しさを追求した軽量セットアップ(ジャケット2万9700円、パンツ2万900円)が計画比20%増となった。イージーケア性が高く軽量のため、ビジネスだけでなく、出張やトラベルなどのニーズもある。ジャケット以外も動きがあり、マッキントッシュフィロソフィーウィメンズではオン・オフシーンに分けて二つのシルエットが楽しめるワンピース(3万3000円)が前年比30%増だった。
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