デザイナーのイザベル・マラン
Image by: FASHIONSNAP
「イザベル マラン(ISABEL MARANT)」が7月6日、東京・青山に旗艦店をグランドオープンした。アーティストの曽根裕が手掛けたイエローのファサードが目印で、メインコレクションをはじめ、メンズラインの「マラン(MARANT)」、セカンドラインの「マラン エトワール(MARANT ÉTOILE)」などフルラインを揃える。オープン日には、デザイナーのイザベル・マラン(Isabel Marant)が12年ぶりに来日。店舗でのトークショーや夜に行われたアフターパーティーで、ゲストを温かくもてなした。
新店舗 ISABEL MARANT青山店の名称は、昨年閉店した表参道店と同じく「イエローハウス(YELLOW HOUSE)」。曽根が手掛ける特徴的な形は、黒曜石をモチーフとした彼のアート作品を基に発想されており、そのごつごつとしたフォルムを外壁や内装のオブジェなどにも採用し、くり抜かれたような歪な窓から自然光が差し込む設計で、唯一無二のインパクトのある店舗デザインに仕上げた。
イザベルと曽根のアーティストトークでは、「お互いを知るにつれてアプローチの仕方など多くの共通点があることに気づきました。彼の作品も地に足がついたものでありながら、モダンで先進的、人の温かみを感じられます。期待値を上回る仕上がりにとても嬉しく、誇らしく思います。日本の皆さんには今回のプロジェクトを通して、我々の人間らしさ、ハピネス、喜び、希望を感じ取ってほしい」(イザベル)「最初はインスタグラムで連絡があり、当初はオンラインだけの打ち合わせで戸惑いもあったのですが、イザベルに実際に会った瞬間に風船が弾けるような感覚で全てがクリアになりました。かつて建築を学んだ身だったので、暗黙のルールのようなものをどれだけ無視して、彫刻と向き合うように今回のプロジェクトに向き合えるか、ということでしたが、そういったこだわりを捨てたおかげで思った通りのものが出来上がりました」(曽根)と、お互いの印象やクリエーションプロセスについて話した。
午前中に行われたオープニングレセプションでは、Nico、Kai、Kioの3兄弟からなるバンド「グリコ(Gliiico)」と彼らの友人でありモデルのVidaとToluとグリーティング。ブランドのウィメンズやメンズウェアをミックスしたスタイリングのクルーをイザベルが出迎え、店舗を案内した。オープニング日限定で近隣ビルに登場したフードトラックでは、自らかき氷を提供するなど、持ち前の陽気な性格でゲストをもてなし、久しぶりの来日を楽しんだ。FASHIONSNAPでは、ストアクルージングの様子を撮影したスペシャル動画を公開している。
Video by Shunsuke Nakamura
■ISABEL MARANT AOYAMA STORE
所在地:東京都港区南青山5-9-8
営業時間:11:00〜20:00
電話番号:03-6427-3443
デザイナーのイザベル・マラン
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