


メルカリは7月2日にフリマアプリ「メルカリ」がサービス開始10周年を迎えたことを記念して、取引状況やトレンドなどを過去と現在で比較したデータを公開した。
取引件数を元にしたブランドランキングは、13年は1位が「シャネル」だったが、22年は「ユニクロ」となった。開始から10年を経て、自分が日常使いしている物を手軽に売却するという消費行動が定着したことを反映している。
さらにアパレルブランドでみると、13年に「ベビードール」「ヒステリックミニ」「イング」といった子供服や若い女性向けブランドが多くランクインしていたのに対し、22年は「ナイキ」「ジーユー」「ザラ」「ザ・ノース・フェイス」などが入った。「世代や性別を限定しないアイテムを取り扱うブランドの取引が増加している」(メルカリ)と、マストレンドの変化がうかがえる。
最も取引されるカテゴリーはファッションからエンタメ・ホビーへと変化している。14年のカテゴリー別構成比はレディス(37%)とメンズ(16%)で約半数を占めていたが、23年はレディスが18%、メンズが16%となり、代わりにエンタメ・ホビーが14年の11%から23年は28%に伸長した。
年代別利用者は、13年は最多が30代(47%)で、10~20代(25%)、40代(20%)、50代以上(8%)の順だったが、22年は10~20代(36%)、30代(22%)、50代以上(23%)、40代(19%)の順となった。若年層と50代以上が増え、幅広い世代が利用するようになった。
メルカリの22年月間利用者数は2200万人で、累計出品数は30億品を突破した。22年の取引件数を1年間の秒数で割ると1秒間に7.9個売れており、18年調査(4.5個)と比較して売れやすい環境になったこともわかる。
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