12種類を用意する「デジカライズ」
バンダイは7月15日、ゲームアプリとつながった子供向けシューズ「デジカライズ」を発売する。コロナ禍の影響で運動不足になりがちな子供に「熱中しながら継続的に運動してほしい」(小野口征執行役員ファッションブランド事業部ゼネラルマネージャー)として、楽しく運動を習慣化できる機能を打ち出す。イオングループのシューズ専門店、ジーフットの「グリーンボックス」「アスビー」など600店余りで扱う。
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同社は18年12月にスマートシューズとして「アンリミティブ」を発売、ジーフットの店舗を通じて累計75万足を販売してきた。デジカライズはその進化版で、セイコーエプソンと組んでダンスなどにも対応するようにセンサーを高度化、リアルタイムで足の動きを解析、判定できるようにしている。アプリのゲームもスポーツ科学の深代千之東大名誉教授の監修を受けながら没入感を高めたという。
小学校高学年が対象でシューズは「足育」を考慮した仕様として、提供するゲームに通じたカラーリングの12種類(税込み4960、5390円)を用意する。これに別売りのセンサー(3300円)を土踏まずの部分に着装して使用する。12月ごろには24年春夏物の販売を予定しており、バンダイでは今期中に22万足を出荷することを計画している。販売を担うジーフットは「店舗で体験会などを積極的に実施し、楽しみながら運動することを伝えたい」(伊藤淳一執行役員商品本部長兼マーケティング本部長)としている。
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