7月20日に開幕した、オーストラリア・ニュージーランドで共催のFIFA女子ワールドカップで、「なでしこジャパン」が快進撃を見せている。強豪国スペインに4-0で勝利し、大きな注目を集めている女子サッカーであるが、その影響はサッカーファンだけでなく、ファッションブランドにも与えているようだ。
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前回大会で優勝を果たしたアメリカでは、特に大きなサッカー人気を見せており、アメリカ代表のアレックス・モーガン(Alexandra Patricia Morgan Carrasco)が日本代表の岩渕真奈と共に「カルバン・クライン(Calvin Klein)」のキャンペーンモデルとして抜擢される等、サッカー市場に参入するファッションブランドが続出している。
世界的なサッカー人気の高まりから、ゲームシャツを使用した私服のスタイリングが流行している中、ビーズインターナショナル(B’s INTERNATIONAL)が展開する、日本のストリートブランド「エックスガール(X-girl)」は、女子プロサッカーリーグ「WEリーグ」に所属する12クラブの内、6クラブのユニフォームのデザインを発表した。価格は7,700円で「エックスガール」公式オンラインストア特設ページで販売中だ。
今回、「エックスガール」がデザインしたのは「マイナビ仙台レディース」、「ちふれASエルフェン埼玉」、「ジェフユナイテッド市原・千葉レディース」、「ノジマステラ神奈川相模原」、「アルビレックス新潟レディース」、「セレッソ大阪ヤンマーレデレディース」の6クラブ。キャンペーンビジュアルには、スカートやデニムを使用したコーディネートが採用されており、流行のスポーツミックスなスタイリングである。
最近では、シーズンが始まる度にユニフォームデザインがサッカーファンの間で話題に上がっており、キャンペーンモデルに選手ではなく、プロのモデルが起用される等、ファッションブランドの参入によって変化したクラブのマーケティングが注目されている。
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