Image by: SLS
世界最高峰のスケートボードのプロツアーであるストリートリーグ・スケートボーディング(SLS)の第2戦目のチャンピオンシップツアーが8月12日に東京・有明アリーナで開催され、男子の部で東京五輪の金メダリストの堀米雄斗が優勝した。SLSは2010年に設立され、これまでにロサンゼルスやロンドン、バルセロナなどで開催され、2023年はシカゴでの第1戦目を皮切りに、第2戦目が東京で初めて開催された。堀米雄斗は、10点満点中のうち「9クラブ」と呼ばれる9.0以上の得点を決勝戦で4回出し、SLSでの7度目の優勝となった。
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優勝を飾った堀米雄斗は、「優勝できて素直にすごく嬉しいです。日本でSLSが初めて開催されて、多くのファンや家族に良い滑りを見せることができて嬉しかったです。最後のトリックも決めて、みんなをもっと喜ばせたかったです。3個目のトリックはまだ大会で出してなく、練習でもほとんど決まらないトリックだったので本番で一発で決めることができてよかったです。フリップの名前は『ユウトルネード』。名前が⻑かったのでインスタグラムの数あるコメントの中から選んで名付けました」とコメントしている。
また、男子の部は米国のナイジャ・ヒューストンをおさえて池田大暉が2位だった。女子の部では、日本人として最年少の13歳の若さで東京五輪で金メダルを獲得した西矢椛が2位だった。西矢椛は、「途中までは1位でしたのですごく悔しいです。できれば1位が良かったですけれど、2位でも嬉しかったです。自分のやれることはやれたと思うので、 終えて安心しました。SLSのような大会を日本でできてよかったです。次の大会に向けて自分の足りないところがわかったのでそこを練習していきたいです」と、試合後に語っている。
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