Image by: 遠山 功太
松竹が、東銀座に「中銀カプセルタワービル」のカプセルを再活用したアートスペース「シャトル(SHUTL)」を10月7日にオープンする。
同スペースは、松竹が東銀座エリアを日本文化の発信拠点として発展させるべくスタートした「シャトル プロジェクト(SHUTLプロジェクト)」の一環としてオープン。同プロジェクトを進めるうえで、かつて松竹と同じ中央区の銀座エリアにあった中銀カプセルタワービルのうち、現物の内装を保持した「オリジナル・カプセル」と内装を取り払った「スケルトン・カプセル」の2基を取得した。
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オープン後は、同カプセル2基を活用しながら美術や工芸作品の企画展示・販売をはじめ、映像上映などのイベントを予定。伝統と現代の新しい接続方法を生み出す実験場として、伝統文化と現代カルチャーの融合、日本文化そのものの発展を目指していくという。自主企画展示第1弾として、施設のコンセプト「未来のオーセンティック」を体現するシリーズ展示企画「伝統のメタボリズム」を10月13日から開催する。
中銀カプセルタワービルは、建築家の黒川紀章が手掛けた集合住宅で、2本の主柱に140のカプセル型居住空間が入っていた。1972年に竣工され、老朽化の影響で2022年に解体された。
◾️シャトル
所在地:東京都中央区築地4-1-8
営業時間:13:00〜19:00
定休日:火、水曜日
Image by: 遠山 功太
Image by: 松竹
Image by: 遠山 功太
Image by: 遠山 功太
Image by: 遠山 功太
オリジナル カプセル
Image by: 遠山 功太
スケルトン カプセル
Image by: 遠山 功太
中銀カプセルタワービル
Image by: 中銀カプセルタワービル保存・再生プロジェクト
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