Image by: プラダ
「プラダ(PRADA)」が、プラダ財団の企画する展覧会「PARAVENTI: KEIICHI TANAAMI - パラヴェンティ:田名網敬一」をプラダ 青山店で開催する。会期は11月3日から2024年1月29日まで。入場料は無料。
田名網敬一は、1936年東京生まれ。作品は、日本における漫画とネオ・ダダ運動、第二次世界大戦、路上で行われていた紙芝居の記憶などが反映されており、特に第二次世界大戦の際の光景は、後の作品の主要なモチーフとなる。同氏の作品は、ニューヨークやパリ、ロンドン、上海など、世界の公的機関およびギャラリーで開催される多くの個展で展示されているほか、ニューヨーク近代美術館やハンブルガーバーンホフ現代美術館などの世界各地の公共施設が擁する常設コレクションに収蔵されている。
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今回の展示は、屏風にフォーカス。歌舞伎の小道具として設置された屏風や紙芝居の小道具としての屏風など、その担った役割の面から探求した作品を展示する。このほか、屏風のコンセプトを発展させプラダ 青山店の会場のために特別に制作した新たな環境アート作品も披露する。
また、上海の「プラダ・ロンヅァイ(Prada Rong Zhai)」でも同時期に展覧会を開催。両展覧会とも、スクリーン(屏風)とスクリーンを重ねたりその中に組み込まれたりするデジタル体験が浸透している現在において、屏風がどのような影響を受けているかに焦点を当てる。
◾️「PARAVENTI: KEIICHI TANAAMI - パラヴェンティ:田名網敬一」
開催期間:2023年11月3日(木)〜2024年1月29日(月)
会場::プラダ 青山店 5階
所在地:東京都港区南青山 5-2-6
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